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【インタビューレポ】MATCHA / 青木優さん -前編-

こんにちは。クウトクルの中田です。

東京で暮らしていると、夢中で本を読みながら歩いている小学生を時々見かけます。「気をつけてね」と思いつつ、そんなに没頭できるような本との出会いがちょっと羨ましい自分もいます。

さて、
先週の日曜日に、現在製作中のZINEに掲載するインタビュー取材に行ってきました。先日レポをあげた稲作本店の井上ご夫妻に続き、2人目は、、、

株式会社MATCHA 代表取締役社長
青木優さん

「日本の価値ある文化が、時代とともに残っていく。」というヴィジョンを掲げて、国内最大の訪日外国人向けWEBメディア「MATCHA」を運営したり、それらの知見を活かして自治体や企業と連携したインバウンドを盛り上げるような様々な事業の展開をしております。

「なぜインバウンド関連の企業の社長さんに話を聞きにいくの?」と疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。なぜなら、いま僕が作ろうとしているのは「農」をテーマにした1冊です。

その理由をご説明するためには、そもそも青木さんを知るきっかけから振り返らなければいけません。その発端は8年前に遡ります。少しだけ話は飛びます。

当時、僕は大学3年生を終えると1年間大学を休学して、バックパック1つで世界一周の旅に出ました。同じく青木さんも学生時代にバックパッカーとして世界一周の旅をしていて、青木さんはその様子を丁寧にブログに書いていたんです。で、そのブログのとある記事に、僕は1ヵ国目に訪れたラオスのボロ宿のベッドの上で出会います。
それがこちらです。

インドではどうやら10日間ほど「人と話してはいけない」「目を合わせてもいけない」「娯楽の類も一切してはいけない」瞑想をできる場所があるらしいということをこの記事のおかげで知ることに。

もちろん参加しない選択肢はありません。
どういう体験になるのか、想像が膨らみます。

当時の日記を見かえしてみると、すでにとっていた1週間後のインド行きの航空券を2日後に早めているので、相当楽しみにしていたんだな自分、という感じです。
その後、青木さんも訪れたジョードプルという街で、実際に僕も体験することに。

そのときの話までするとさすがに脱線し過ぎてしまうので割愛しますが、それ以降僕は青木さんのブログを見ていて、帰国後にMATCHAという会社を立ち上げたことも知っていました。青木さんは僕の1歳上の先輩。同年代にすごい方がいるなぁと影から見ていたのが、何者でもない能天気な大学生の僕でした。

そして時計は現在に戻ります。

・・・

「農」のZINEをつくる最大の理由は、
・僕が「農」を知らないこと
・だからこそ、いろいろな角度で「農」を知りたいと思ったこと

の2つの事実が起点です。

そこから考え始めた時に、割と早い段階で青木さんのことが頭に浮かんできました。

「青木さんに会って、お話を聞いてみたい…!」
と。
白状すると、もしかしたら、まずその直感が先だったかもしれません。それくらい、旅の途中で出会った数々の青木さんの文章に、多くのインスピレーションを受けてきたのです。

その直感のすぐ後に、「農」×「インバウンド」の視点で、観光資源としての「農」の可能性についてお話を聞いたら、きっと今までほとんどの人が聞いたことがないお話を聞けるのではないかと思いました。

食糧生産の観点での「農」はこれまで様々な方が様々な議論を重ねてきて知見も豊富にあると思います。だから、このZINEでは、それとは別の切り口から、そのポテンシャルを探ってみたいと思っていました。

そして結果として、青木さんにインタビューすることで、この1冊がますます豊かなものになると、そんな確信を得ることになります。

が、それは後編に続きます。
(いつもインタビューまでたどり着くのに時間がかかる…笑)

※青木さんが毎日更新しているnoteはコチラ

https://note.com/aokiu




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