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魔女見習いとかぼちゃとねずみ

「今日はかぼちゃを馬車にする魔法を練習しましょう」
魔女見習いの少女がかぼちゃを取り出すと、おっとあぶない。
手を滑らせて転がしてしまいました。
転がりだしたかぼちゃはそのまますってんころりんすっとんとん。
坂を転がりぽっかり空いた穴に落ちてしまいました。
すると穴の中から声が聞こえます。
「お嬢さん、立派なカボチャをありがとう」
そこはネズミのおうちだったのです。
魔女見習いの少女とネズミは、二人で仲良くかぼちゃを食べました。

後にとある少女の夢を叶えることになる魔女と、かぼちゃの馬車を引く馬の役目を引き受けることになるネズミの、これが始まりの物語。

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