ランナーに多い膝の痛み ① 腸脛靭帯炎
ランナーに起こる膝の痛みとしてよくあるのが腸脛靭帯炎です。これは、ほとんどがオーバーユースにより起こるトラブルです。
◎炎症 痛みが発生する場所は？
痛みが発生する場所は、膝の外側面の少し張り出ている 大腿骨外顆と呼ばれる部分です。
◎どんな痛み？
痛み始めはランニング中や走り終えた後に痛みが発生し、休養すると痛みは改善します。しかし症状が進行すると歩行時や安静時にも痛みが発生するようになります。
◎どうして発症するの？
膝の外側には、膝の曲げ伸ばしを行う腸脛靭帯呼ばれる靭帯が通っています。この靭帯は大腿骨の外側面を通り脛骨の上部に付着しています。
膝の曲げ伸ばしを行うと、腸脛靭帯は大腿骨の下端の大腿骨外顆と呼ばれる張り出ている部分に、擦れるようにして前後に移動します。膝の曲げ伸ばしが長時間 長期間行われると この擦れ合う部分に炎症が発生し痛みにつながります。
◎O脚の人に多く発生します
腸脛靭帯炎は、O脚が発症の要因の一つに挙げられます。
これは、O脚は脚が外方向に湾曲するため 大腿骨の下端の大腿骨外顆と呼ばれる張り出ている部分に 腸脛靭帯がより強く擦れ合うようになるため 炎症や痛みが発生しやすくなります。
◎対応・予防策として
①炎症・痛みがある場合はランニングの量を減らす または休養が必要です。ランニングの後に痛みがある場合はアイシングしましょう。
②ランニング前後ストレッチを行うことも有効です。
③足にあった靴選びをする。(サイズ・幅など)
※フルオーダーメイドインソールにて O脚による負担の軽減を行う。
O脚は、多くの場合 足部の回外をともないます。このことはランニング中の接地時に より回外やO脚傾向を強め 負担を大きくします。
フルオーダーメイドインソールは足部の角度調整により 回外傾向を弱め負担を軽減します。
◎詳しくは下記よりどうぞ
1.フルオーダーメイドインソールとは
2.フルオーダーメイドインソールの種類
3.フルオーダーメイドインソールお渡しまでの流れ
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