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手話フォンってなに?

こんにちは、くつばこ+のうたです。朝、寒くて布団から出るのが億劫になる季節になってしまいましたね…
今日は昨日の電話リレーサービスを調べていて見つけた、手話フォンの話をしたいと思います。ちなみに、昨日の最後に書いた、電話リレーサービスで、対面でいるときでも通訳してくれるといいのにね、っていうのは遠隔手話通訳というものがコロナのおかげで少しずつ広まっているようです。(病院の受診の時などしか使えませんが)

☆手話フォンって?

手話フォンは聴覚に障害がある人が使える公衆電話です。電話リレーサービスと同様、日本財団が管理・運営をしています。電話リレーサービスと違い、事前に利用者登録をしていなくても、その場に行くだけで使うことができます。電話リレーサービスと違い、文字入力での使い方はできず、手話限定となっています。

☆設置場所

全国に8か所設置されています。しかし、4つは羽田空港第1ターミナルと第2ターミナル、成田空港第1ターミナルと第2ターミナルなので、全国で6か所と言ってもいいような気もします。具体的には羽田・成田・福岡・新千歳の4つの空港と筑波技術大学、そしてあかし市民広場です。筑波技術大学は視覚障害者・聴覚障害者が通う大学で、筑波技術大学の聴覚障害者が通う天久保キャンパスに設置されています。そして、あかし市民広場は、明石駅の前にある、再開発でできたビルの中にあります。なぜ8か所目があかし市民広場なのか、調べてみましたがよくわかりませんでした。


☆運営費用について

実は普通の公衆電話も利益がでる事業ではないので、ユニバーサルサービス料という、電話を契約すると必ず取られるお金からの補助金で運営されています。しかし、手話フォンはそのような運営費を集める仕組みはありません。そして、2020年にできた、「聴覚障害者等による電話の利用の円滑化に関する法」においても対象となっていないので、これからも日本財団がお金を出して運営していくようです。

ということで、今日は手話フォンについて話してきました。あかし市民広場に設置されている理由を知ってる方は、コメントなどで教えてもらえるとうれしいです。では、また!

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