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指文字を文字だけで紹介!(あ・か行)

くつばこのりこです。夜中の1時です。今回はずっと前からやりたかったシリーズ、指文字を文字で表現してみせる!のシリーズ第1弾です。普通、写真や動画に説明を頼る手話ですが、これを読んで指文字の形が伝われば、目が見えない人も指文字を覚えられるのではないかなと期待しています。

☆あ
まず右手の手のひらを相手に向けます。目の前の壁に触れるように、自然な手の向きにしてください。指は伸ばし、指の間は自然に離してください。(この形を「基本の形」とします。)そのまま、親指以外の4本の指を指先が手のひらに当たるところまで丸めてください。それが「あ」です。手話の数字の「5」も同じです。

☆い
基本の形から、まず人差し指、中指、薬指の3本を指先が手のひらに当たるまで丸めます。その上に、親指を折りたたみます。小指はピンとたてたままにしてください。これが「い」です。

☆う
基本の形から、まず薬指と小指を手のひらに指先が当たるくらいまで丸めます。たぶんきついので多少浮くと思いますが、浮いても構いません。その2本の指の上に親指を折り曲げます。人差し指と中指は伸ばしたままくっつけます。これが「う」です。

☆え
基本の形から、5本すべての指を少し曲げます。指の第一関節(手のひらと指の間)は曲げずに、5本の指の爪が相手に見えるくらいまで曲げます。指と指の間は話したままにしてください。これが「え」です。

☆お
基本の形から、手のひらが外側を向くように(相手にチョップできる方向)します。親指以外の4本の指はくっつけます。そのまま5本の指をくるっと丸め、親指と中指の爪があたるくらいまで丸めます。これが「お」です。

☆か
これはかなり難しいです。まず、「お」の最初の段階のように、基本の形から手のひらを左側に向けます。相手にチョップできそうな手の形にします。次に、小指と薬指を、指の腹が手のひらに触れるくらいまでしっかりと曲げます。すると、自然と中指も曲がってしまうと思います。中指は指の付け根よりも指先が高い位置にあるように伸ばし、人差し指は上に向かってぴんと伸ばします。最後に親指は中指の第2関節にふれ、多少親指の頭が相手から見えるように出します。これが「か」です。

☆き
基本の形から、中指と薬指が親指の腹にあたるように曲げます。小指と人差し指は伸ばしたままです。これが「き」です。きつね、という意味の手話でもあります。

☆く
基本の形から、親指以外の4本の指の間を閉じます。親指は左に向かって伸ばします。手のひらをくるっと自分に向けます。そしてその手を左側に90度倒します。これが「く」で、また数字の9も表せます。

☆け
基本の形から、親指以外の4本の指を閉じます。親指を親指の腹が手のひらにあたるように曲げます。これが「け」です。

☆こ
基本の形から、手のひらを左に向けます。チョップ。親指以外の4本の指を閉じ、くっつけたまま、伸ばしたまま、第1関節を曲げます。地面と平行になるところまで、曲げます。残った親指は人差し指の第2関節に触れるように少しだけ親指の頭を出します。これが「こ」です。

今日はここまで!

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