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パラ卓球から見るスポーツの本質

パラリンピックが始まりました。オリンピックと同じようにたくさんの人に見てもらいたいですね。スポーツは苦手なせんですが、テレビの前で食い入るように見ています。

そういえば、開会式とパラリンピックの特集をやっているNHKのあさナビは、字幕が遅れるのを避けるために、生放送ですが収録から30秒遅らせて放送しているそうです!その間に字幕を準備しているとのこと。たしかに生放送特有の大幅な遅れがなく、もどかしさなく見れました。(たまにまだ話していないことが出てきたりしていましたが笑)

発想の転換でいろんな工夫ができますね!これから広まってほしいなと思います。

前置きが長くなりましたが、今日はパラリンピックの特集番組で出てきた、スポーツの本質について。

☆スポーツで勝つために必要なこと

オリンピックパラリンピックのようなハイレベルな戦いはもちろん、部活やクラブチームでも相手に勝つために必要なことってたくさんありますよね。自分の強みを磨くこと、弱点を克服すること。自分のことだけではなく、対戦相手の観察も大事です。
多くの選手が相手の弱点を分析して、そこを的確につくプレーをしているのではないかと思います。

☆パラリンピック競技は弱点がわかりやすい

紹介していたパラ卓球は、障害の種別でクラス分けがされているのではなく、障害がプレーに影響する度合いでクラス分けがされるそうです。
なので、手に障害がある選手と脚に障害がある選手が対戦する場合があります。例えば手が短い選手と左脚に麻痺がある選手が戦った時、手が短い選手はボールを左右に大きく振られると届きにくいですし、左脚に麻痺がある選手は左側を攻められると重心のコントロールが難しくなります。
オリンピック卓球に比べて相手の弱点がとてもわかりやすい。そこを遠慮なく攻めるのがパラ卓球の特徴だそうです。

☆障害による弱点は攻めにくい?

わかりやすいからといって、障害による弱点を攻め続けるのは後ろめたい?いいえ、スポーツの本質を考えたら当然のことなんです。相手の弱点を分析して徹底的につく。これはオリンピックでは音声で解説まで入り注目されることですよね。「障害による弱点は攻めにくい」ではなく、ここを攻めるのがスポーツマンシップなんだそう。そしてわかりやすい弱点を強みにするようなトレーニングを重ね、逆に武器にするプレースタイルもまた魅力。

パラリンピック競技はどうしても障害が先に目に入ってしまいますが、その前にスポーツ!それを頭に入れて、その上でスポーツの中にあるパラリンピックならではの特徴も楽しみながら観戦したいですね。


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