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教科担任制、すごい良いと思う!

先日の中央教育審議会が「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して」という答申を出しました。ここで出た、算数・理科・英語の教科担任制の是非の話をしたいと思います。

こんにちは、くつばこ+のうたです。少しお久しぶりですかね。絶賛、期末課題やテストが襲ってくる時期です。3Qと違い、バイトを休みにしたので何とかなると思います。多分…

☆小学校でも教科担任制?

そして、今日は1月26日に中央教育審議会が文部科学省に小学校高学年において、理科・算数・英語などを例に出して、教科担任制を提言しました。教科担任制とは、いわゆる、中学・高校のような「算数の先生」などのように、ある先生が特定の科目を担当する仕組みです。いままでは、ほとんどの教科を担任の先生が教えていました。それを、2022年度を目安に教科担任制に移行するという話です。

☆ポジショントーク

いつもは基本的に中立な立場で書こうとは思っているのですが、うた自身の経験を踏まえるとこのテーマではポジショントーク感が強いです。よく読まれている人なら分かると思いますが、うたは小学校の頃から凹凸がある子どもでした。算数とか理科は大好きだったのでとてもよくできたのですが、周りに合わせるのとかあまり得意じゃないし、嫌いでした。だからこそ、先生の授業中のちょっとした間違いとかはすぐに指摘して、先生と喧嘩した経験すらあります。こういうこともあり、うたは教科担任制には昔から賛成です。

☆だって、小学校の先生、理科や算数知らないじゃん

小学校の先生は、基本的に1年に1回しか同じ授業をしません。毎回テーマが違います。そして、小学校の先生の8割以上(人によっては9割以上とも)が文系出身です。高校生の時に数学とか理科ができなくて困ってるような先生達です。(偏見です)そんな先生が小学校の内容とはいえ、1時間の授業をするのに授業準備なしでできるでしょうか。当然無理なことが分かると思います。だって、皆さんは水酸化ナトリウムと塩酸の中和の実験をやってみて、と言われてすぐにできますか?そういうことです。中高の時に、小学生相手に理科の実験教室を開いたりしていましたが、2時間の実験教室をするのに20時間とか準備に時間をかけていました。もちろんここまでとは言いませんが、1時間の授業に1時間程度は準備しないとちゃんとした授業はできないでしょう。でも、もちろん、毎日5時間とかの授業準備はできないのが現状です。

☆それを解決するのが教科担任制

このように、文系の先生が教えているのに、授業準備できない現状だからこそ、1時間の授業で何回も小学生が突っ込む部分ができるわけですね。それを解決できる可能性があるのが、教科担任制だと思います。同じ授業を3回やって、算数の予習をしないで理科の予習だけできるとなれば、かなりいいと思いません?予習時間が1回あたりだと2倍とか3倍とかにできるようになります。これなら、なんとかなるかなと思うんですよ。いや、ならないかもしれないけど、今よりは良くなるかなと思うんですよね。

☆もちろんデメリットもある

デメリットとしては、担任の先生が見てる時間が減るので、担任と児童の間での信頼関係が結ばれにくくなるかもしれません。小学校ではよくある、算数が終らなかったから10分くらい延長して、国語は短縮とかもできなくなります。授業時間の管理は難しいとは思いますが、何とか頑張ってほしいですね。

というわけで、今日は教科担任制の話をしました。ちょっと、小学校での経験からか、書きすぎちゃいましたね笑。だって、「固体・液体・水蒸気」とか言い始める教員とか、どうやって信頼すればいいんですか?

参考文献


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