見出し画像

アフリカ手話って変わってる?

こんにちは、うたです。今日は高校の時に調べたことを使って、アフリカの手話言語についてのnoteを書きたいなって思います。今日はまず、「LSAFとは?」まで話していきたいと思います。

☆海外の手話言語

海外にも手話言語がたくさんあります。手話言語は世界共通ではなく、日本手話、アメリカ手話、イギリス手話、フランス手話など世界中に100以上は少なくともあります。ちなみに日本手話とひとくくりにしても、音声言語以上に手話には方言があるそうです。音声言語で言う、教科書やテレビなどのマスメディアが手話言語では存在しない事が理由でしょう。

☆手話言語と音声言語は全くの別物?

察しの良い方はお気づきでしょう。そうです、イギリス手話、アメリカ手話とあるように音声言語の分布とは一致していないことに気が付けましたか?このことからもわかるように、音声言語の文法と手話言語の文法は違います。例えば日本手話には英語のように関係代名詞に似た文法事項があるそうです。(※うたは日本手話を話せません)

☆LSAFのはじまり

アフリカではもともと人口密度が低く、聾者のコミュニティがなかったので、一般的に使われている手話言語はありませんでした。しかし1950年代から黒人アメリカ人のアンドリュー・フォスターが導入したLSAF(フランス語圏アメリカ手話)が今日では主に使用されています。なぜかというと、1970年頃からフォスターは13の国に31校のろう学校を作ったため、LSAFはアフリカ中に一気に広まりました。 

☆アメリカ手話と音声フランス語のミックス

黒人アメリカ人のフォスターが導入し、始めた言語ということもあって、アメリカ手話の影響を色濃く受けています。また、中部アフリカは植民地支配していたフランスの影響で、音声フランス語の影響も色濃く受けています。公用語が自国の昔からある言葉のほかに、音声フランス語も含まれていることが多いです。このような経緯から、LSAFの単語はアメリカ手話から、文法は音声フランス語からきているみたいです。ちなみに、フランス手話と音声フランス語の文法は言語が違うので、フランス手話とLSAFの文法はまったく異なるものです。

今日はLSAFというアフリカで使われている手話についてまとめてみました。明日はLSAFの現状についてもう少し深くまとめてみようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?