「発達障害に気づかない大人たち」を読んで

今日はこの本を読んだ感想を書きたいと思います。

最初になぜこの本を読んだかというと自分自身も発達障害だからです。

自分の場合財布とか人生のうちに六回ぐらい失くしたり電車の棚の上に物を置いといたりして盛り抜きで30回ぐらい忘れ物してます笑、忘れ物センターに何回お世話になったことか。

また、子供のときは思い返してみると身だしなみは人並み以上にだらしなかったです

また、自分について興味が無いことなどの話については注意散漫になるときがあるのでそれで聞いてなくて理解できないっていうのもたまにあります笑

そのため自分の疾患について理解しようと思いこの本を読んでみました。

この本を読んだときに思ったのは重度の発達障害の人は放っておくと二次障害合併症を引き起こすことがあるんだなって言うのを知りました。

というのは、発達障害の子供が発達障害が故に児童虐待にあったり、ネグレクトされたりする事があるため解離性同一障害うつ病などを引き起こすことがあるためです。大人の場合も同様で発達障害ということに気付かずに就職して自分に適していない職場に配属されて仕事のミスを連発し自尊心や自己評価が極端に低くなり精神障害を起こすことがあるためです。

そのため、本人が受け入れて治療をすることが一番大事とも書いてありました。

そして、依存症や犯罪者の中には高い確率で発達障害者がいて発達障害者自身が何かしらに依存しやすいと言うことも述べていました。例えば、タバコや薬物、コーヒーなどの物質依存、過食症、ギャンブル依存、買い物依存、セックス依存、抜毛癖などの行為依存、恋愛依存、夫婦間暴力などの人間関係依存などの裏には発達障害が隠れていることがあるそうです。

なぜかというと発達障害を持っている人の脳は快感を感じる「報酬系」という脳神経系に問題があり、常に快感の欠乏状態に陥っているため、快感を求めて依存症や嗜癖行動に走りやすいのではないかとも述べていました。

難しいのは本人が患っている精神障害の元疾患である発達障害に気付かない時です。本人が精神障害に苦しんでいるのにその元疾患である発達障害に気付かずに症状が緩和されないなどあるので難しい病気なんだなと思いました。

犯罪者のなかにも発達障害はいるのでやはりそこら辺もケアもしないと犯罪は収まらないのかなとも感じました。

幸い自分はまだ軽い発達障害なのでそんなに生活には困っておらず大事なことはメモするなどして対処してます、重い人は早くに病院を受診することが大切です!

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