自身の「過去発明(特許)」の「被引用特許」をチェックしよう!
こんにちは、楠浦です。
僕の過去発明を、以下でぼちぼちと紹介しています。
僕は、
「自身の発明(特許)」
の
「被引用」
にあがっている特許を、たまにチェックします。
「なるほどー、こういう展開になるのか」
と、自身の発明の
「続き」
が読めます(笑
「そこまでは、考えてなかったわー」
とか
「えー、それはパクリと違う?」
とか、楽しんで読めます(笑
一つ見てみましょう。
以下は、現職になってから、投資ファンドに提案した発明が、先方の意向に沿って特許出願されたものです。
気体から、
「固体や液体」
を取り除くためのシステムです。
(例:空気清浄機)
フィルターを使うと、
「圧力損失」
が生じたり、目詰まりしたりするという問題があるため、
「超音波振動」
を用いて、できるだけフィルターらしいものを使わずに異物除去を行おう、という思想で、あれこれ考えたものの一つです。
「考えが、ものすごく甘かった」
ということが、数年後に判明しました。
「被引用」
を見ていただくとわかります。
このコンセプトが最も生きる用途の一つは
「細胞のフィルタリング」
だったのです。
特許の一つを挙げておきます。
以下HPで、技術の概要が紹介されています。
「細胞培養技術」
の開発に取り組んでいたにもかかわらず、この用途が見抜けなかったのは
「気体」
にこだわってたからかなー、などと、いろいろ反省しました(笑
「自分の読み」
が正しかったかどうか、他の人に対して
「どれだけ、先んじることができたか」
などは、数年後に、徐々にわかってきます。
「発明を出し続け」
て、確認していくしかありませんね。
楠浦 拝
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