【ファッション アイテム探訪⑧】オックスフォード プルオーバーシャツ

日を追うごとにどんどん日差しが強くなってきました。いつも指摘しているように、ガリガリの人も、マッチョな人も、お腹が出たおじさんも、みんなTシャツ着ています。中にはショートパンツにサンダルを合わせて、学生時代の夏休み状態のリゾート感満載の着こなしが溢れています。

シャツを着る気にならずともせめて、ポロシャツでも着ればいいのではと専門的には思ってしまいます。衿があるだけで随分だらしなさが消えると思うのですが。

さて、今回はTシャツ以上シャツ未満のアイテムの話しです。Tシャツのように気楽にかぶって着てしまえば、ほどほどの緊張感と上品さを維持してくれるすごいやつです。それは、

「プルオーバーシャツ」

素材はもちろん、コットンのオックスフォード。
いわゆる洗いざらしで着ると、不思議なことに誰もが爽やかに見えます。ポリエステルなどの化学繊維は、急にユニフォームや学生の制服のような佇まいになるので、素材にはこだわってください。

オックスフォードは素材感があるので、ヘビーウェイトのTシャツ同様体型が目立ちません。チクビやきゃしゃな体、大きなお腹もいい塩梅に自然に隠してくれるので、以外にも万人に合う汎用性が高いアイテムです。

夏は洋服を着ること自体おっくうになり、ついついTシャツばかり着るという人が多いと思いますが、プルオーバーは、着るのも楽です。太めの人は脱ぐ時大変という点もないことはないですが。

個人的にも大好きで愛用しています。

オックスフォードでボタンダウンといえば、やはりブルックスブラザーズ。色はホワイトとブルー。胸のゴールデンフリースの刺繍が施されています。7年ほど前に佐賀にある鳥栖アウトレットで購入した記憶があります。

これらのシャツに黒やグレーのウールパンツを合わせて、バレエシューズやローテクスニーカーなどをカラフルなソックスと一緒に組み合わせて着るのが大好きです。あくまでも主観ですが、首のまわりが布で覆われていることは視覚的にこれほど上品さや知性を演出できるのかと改めて実感するアイテムであることに疑いはありません。

今展開しているブランドは少ないかもしれません。もし出会ったならば一度是非トライしてみてください。夏の装いのエースに踊りでる可能性は大ありだと思います。

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