側面の世界に囲まれて

「君って、友達多いよね。」

それは友達の一言から始まった。

突然だった。1人でご飯を食べていた時、隣に座ったルームメイト。たわいもない話をしていた時、すこし目を伏せながら言ってきた。

私の留学先の友達と言えば、そんなに多くない。すぐ1人になりたくなる性格なので、色んな誘いも結局断っちゃうくらい。

「どうしてそう思うの？」

聞いてみた。そして彼女はいうのだ。