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「高見え」アイテムはこだわりの薄いカテゴリを選ぶ

お久しぶりです。

「高見え」とは

「高見え」という考え方が苦手でありつつ、記事にしてみようと思ったのですが、どうも自分の中で高見えの概念がはっきりしない。

これは参った……と筆がピタリと止まってしまいました。
何とかまとまりましたのでよろしければぜひ。

一般的には…値段の割に高級感のあるアイテム。
コスパがいいとも言う。
ファストブランド限定。
「何それ☆☆なの?見えない!」と言われたら大勝利。

以下、ワタクシなりの定義。

1. 高見え=本命ではない

2. 素材だけではなく、着る人に左右される

この2つから始まり……最後にタイトルの「こだわりの薄いアイテムを選ぶ」まで書いていきます。

高見え=本命ではない

本命を選ぶ時、価格が意外と安いとか価格より高く見えるという理由で買うだろうか、いやない。(反語)

そもそも高く見えることにさほど重きを置いていない。
というより、本命は大抵高価だからそんなこと意識しないというのが実情だ。

だから「安いけど多少高く見える」ことは優先順位が低い。圏外。
結果論として安かったり高級感あったりするのは嬉しいけど、初めから求めていない。

もし高見えだけを理由に買うとすると…だんだん家着でいいやってなる。
結局は妥協して買ったってことですから。
もし「それ☆☆に見えない!」と言われたとしても、自分は妥協して買ったことを知っている。

好きで買ったなら大事にするし、ココぞ!って場面で着ることもある。
高見えアイテムは、どうしても着ていてテンションが下がる。

2軍送りとなり、気に入るものしか所持したくない私にとっては目に入るのが嫌になり、まだ着られるのにサヨナラ対象となる。
そんな勿体ないことはしたくないオバケ。

素材だけではなく、着る人に左右される

おそらく、多くの高見え基準は素材感で判断される。

高見えするとしても、縫製・デザインはやはりどうしても丁寧に作られた作品(とあえて呼ぶ)に見劣りすると思っています。

そして。
素材感で高見え判定されたとしても、それは万人にとっての判定ではない。

その人のセンス、経験値、品性に左右される。
意外とスタイルには左右されない。
スタイルより姿勢の良し悪しだと思う。

長年洋服が大好きで着道楽と呼ばれた祖母は本当に自分が好きな服を熟知していて、大切にしていて、楽しそうに着ていた。

祖母は決して裕福ではなかった。
でも、洋服に関しては「安物買いの銭失い」「安かろう悪かろう」が口癖の人だったので、価格面で妥協して買った洋服は一枚も持っていなかったと断言するが、きっと彼女がコーディネートの中に安い服を紛れ込ませたとしてもしっくり馴染んでいたに違いない。

妥協せず買いたい

私は基本「高見え」否定派だった。
本音はすべて妥協せず買いたい。

だから、欲しいものが買えなかった場合、"買わない、代わりもナシ"というのが私にとってのベスト。

自分に問う。
よく考えてごらんなさいよ。
欲しいなと思った洋服や靴、そりゃ欲しいでしょうよ。
でも、それ今買わなくても既に持っているモノの中で代用出来るでしょほぼ100%。

だったら、価格が高すぎて買えないなら買えるまで貯金するかセールまで待てばいいし、完売なら次に心底好きなのが現れるのを待てばいい。

色違いやサイズ違いならあるんだけど…これ意外と大事。
やめとけ、失敗&後悔するから!!
と自制する。

そうこうしているうちにたいてい熱が冷めてくる。
何らかの事情で買えなかった=その時点では縁がない
ってことなんだと。

「高見え」アイテムの利用法

そんな私でも高見えアイテムを選ぶようになった。

こだわりが薄いカテゴリがあることにここ数年で気が付いて、「妥協しない」と「こだわりが薄い」に分類するようになった。

そのうち「こだわりが薄い」カテゴリは本命を血眼になって探さなくていいんじゃない?と。

「妥協しない」:ジャケット、アウター、ボトムス、ストール、革靴、鞄

「こだわりが薄い」:トップス、サンダル、スニーカー

トップスはニットが苦手ということと、夏大量の汗をかくためハードな洗濯に耐えうるトップスを求めることから、ほぼこだわりがない。

半期に一度の新作もトップスだけは興味を示さない。

トップスはユニクロかATONのツートップ。
ATONはまあまあお高めなのでちょっと置いといて、ユニクロでは自分なりの「高見え=コスパ高そうなアイテム」を目で見て選ぶ。
ユニクロはほぼオンラインで買わないかも知れない……笑。
簡単に実店舗に行けるということもありますが。 

ちゃんと選んでいるから、本命ではないものの家着になったり2軍になって早めにサヨナラすることもなくなる。

誰かにすべてのカテゴリにこだわりある場合はどうする?
と聞かれたとしたら……
諦めてこだわり続けてください!と答える。笑

でも気付かなかった間(20 年ほど……)はワタクシもトップスにもこだわっておりましたので気付いていないだけかも。おそろしい…

洋服好きあるあるです。

まとめ

絶対にこだわりたいカテゴリはどれだけ数が少なくなったとしても本命しか買わない。

こだわりが薄いものは本命じゃなくていいけど、安くてもちゃんと探して納得したものを選ぶ=コレが私なりの「高見え」。

これに気付いて本当に楽になった。
知らずしらず全身本命で固めていた。

カリスマハウスマヌカンにもそれ(トップスは本命を求めていない)を伝えたら、ガッカリされるどころか、トップス以外を厳選して勧めやすくなったと喜ばれたので一石二鳥。

次回予告

私なりのECサイト活用方法をお送りします。
リズミカルな更新を目指します。

それではまた!

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