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鬱が描いた風景を小話にしました。

ウツになって自分の内部に向かって深く冒険してきました。
その深さの階層ごとで自らの持つ美しい部分といやらしい、汚らわしい部分の濃度が異なり、きっと最深部では大きな質量を持つまがまがしい固まりを見ることになるでしょう。
この冒険を好んでするものなどいません。ウツがあがないきれない力の触手で、私をがんじがらめにして引き連れて行くんです。
果たしてどこまで潜り、何を見るのか。
何もできない、したくない自分が、いつも同じ呪いに囚われて、堂々巡りの渦に身を任せ沈んで行きます。
そんな様をできる限り風景写真のように残して、物語として記事にしていきます。それらは浅いところのものと深くドロドロのものが、ごちゃまぜに現れますので、一話ずつその深度を推し量ることも面白いです。

また、皆さんが自分なりのまた違った話の展開や結末、話の続きなど一話ずつ創作することで、さらに楽しんでいただき、日々ストレスを抱える人、憂鬱な気分やうつ病に苦しむ人に、少しでも癒しになれば幸いです。

「うつなオヤジの白昼夢」は全部で60話。逐次記事にてアップします。
最初の約10話は無料でお楽しみください。
全編を収録したPDFも公開します。こちらは有料ですが、製本風に縦書きイラスト入りで読みやすいですので、よろしくお願いします。

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