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一度目の結婚生活#2

一度目の結婚から続きます。

8ヶ月の短い結婚について

私は一度目の結婚の時、そこそこ盛大に結婚式と披露宴をした。
職場の同僚たちは、同じ時期に結婚する人たちが多く、人数も多くない会社だった為その同僚たちと同じく私も結婚式に社員全員を呼んだ。仲人は会社の社長夫妻だった。

その後私は2回結婚することになるが、結婚式をあげたのは一回目だけ。だから、とてもよく覚えている。友達の中で1番にウエディングドレスを着たことが嬉しくて本当に浮かれていた。実際は、結婚式をあげる前もあげた後も入籍を躊躇ってはいたのだが、当日は完全に忘れていた。当たり前か。

そして、結婚式後ハネムーンへバリ旅行。ここは普通に仲がどうというよりも初めての海外で楽しんでいたと思う。

そして帰国。まだ、入籍していない。
職場の総務から結婚後の住民票を催促される。なかなか入籍への踏ん切りがつかない。式もあげてハネムーンにも行ったのに。
しかし、このままと言う訳にも行かず数日後に入籍。初めての結婚でこのテンション、離婚フラグが立ちまくり。

私が結婚を躊躇いつつも、婚約を破棄しなかった理由として、同時期に婚約していた元義理の姉が一方的に相手方から破棄をされ、元義理の母や姉が憔悴していたから、いうのがある。

結婚生活を始める為に引っ越しをし、その部屋には職場からの結婚祝いで溢れていた。
前の記事に書いたが、相手は人を褒めることが無い人だった。そして、好きだと言われたことも愛情表現もほとんど無い人だった。言われた記憶は無いが、もしかすると交際初期に数回はあったのかも、どうだろう。まあ、そういう人だったので、普段から私は全く褒められない。でも、結婚式のウエディングドレス姿くらい、一言でいいか綺麗だねと言って欲しかった。

一言でいいから綺麗だと褒めて欲しい、と涙ながらに伝えたが、へえへえと聞き流された時の状況を昨日の様に思い出す。

この時、もう本当に嫌だと思った。

次につづきます。

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