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手のひらが背中でくっついた!ここまでくるのに3か月かかりました

運動不足の日々を送っているウエキです。外出が制限されるようになってから、なんだかんだ1年が経過しました。それ以前は定期的にテニスやホットヨガの教室に通ったりしていましたが、いろいろ状況が変化した時を過ごしていますね。

*体の柔軟性

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「そもそも柔軟性って筋肉が柔らかいってこと?」と思いました。でもどうやらそれだけではなさそうです。体の仕組みを簡単に調べてみるとまず関節を覆うように筋肉があり、その筋肉の両端に腱があるという仕組みになっています。よく言われる「体が柔らかい」とは関節まわりの筋肉と腱やじん帯の伸びがいいことで、これらの可動域が広いことが「体の柔軟性」につながります。そう聞くと納得します。例えば開脚が180°開いたり、前屈が余裕で床まで届いたり全て筋肉と腱が伸び切っているイメージですね。

*毎日トレーニング

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実はもう何年間も寝る前のストレッチは欠かしたことがありません。妊娠中や出産後の期間は控えていましたが、健康な時期は365日毎日ストレッチをしてから眠りにつきます。こう書くと「さぞかし柔軟性がありそうだ」と思われるかもしれませんが、半分は当たりで半分は少し違います。

もう少し細かく書くと「筋肉の部位」によりけりで、可動域の広い部分と狭い部分が混在しています。例えば横の開脚は180°開いたまま上半身を床につけることが出来ますが、前後開脚になるとお尻が床につきません。なので前後に脚を開いて自立することが出来ず、このポーズをする時は体を手で支えなければなりません。さきほどの体の仕組みと重ねて考えると、横方向へ伸ばす筋肉と腱は柔らかく可動域がありますが、縦方向へ伸ばす筋肉と腱は固くて可動域が狭いようです。


*気になるポーズ

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それと同じことが背筋にも言えます。以前CMで見たポーズが気になって仕方ありません。たしか堤 真一さんが出演されていたアリナミンのCMの中で共演していた女性が、背中の真ん中で合掌するポーズを披露していました。「出来るかな?」と軽い気持ちでやってみたところ全くできませんでした

また別のシーンで見た「肩甲骨を親指と人差し指ではさむ」ポーズにもTRYしましたが、こちらも撃沈でした。絵がないとわかりづらいですね。背中に手をまわし、肩甲骨をつかんでみましょう。自分は初めてこのポーズに挑戦したときは、肩甲骨をさわることが限界でした。

*継続したら…

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「もしかしたら肩こりの原因はこれかも」と心当たりがありまくるので、このポーズをマスターすることにしました。毎日のストレッチの中で肩甲骨をつかむメニューを追加して、ひたすらつかみにいきました。毎日つかみにいくうちに気づいたことは「肩甲骨を浮かせないとそもそもつかめる場所がない」ということです。

ただ普通に座っている時の自分の背中はフラットな感じです。肩甲骨の場所はわかりますが、指でつかめるほど浮いていません。肩をグッと開き肩甲骨を合わせる姿勢になった時、はじめて肩甲骨が浮き上がります。このポーズをとりつつ両手を背中に回すとようやく指でつかむことが出来ました

練習のかいもあり、らくらく肩甲骨をつかめるようになったので今度は合掌のポーズへの挑戦開始です。合掌のポーズはさらに難易度が上がります。実際に試してわかったことですが、手首まわりも柔らかくないと合掌できません。体の前でする合掌ならできますが、後ろ手で合掌のポーズは逆手になります。腕も捻じ曲げて、手首も捻じ曲げる形は大変キツいです。

CMではあれほど簡単そうに見えたポーズですが、いざ自分に置きかえると「こんなにもポンコツなのか。TVに出る人はちがうな」と心折れそうになること数回。しかし誰に見られている訳でも期限がある訳でもないので、単純に繰り返していました。そして3か月も経過したころ、できるようになったのです

そしてナント、肩こりも解消しました!なんとなくそんな気はしましたが、肩甲骨まわりの可動域を広げると肩が軽くなります。ふだんキーボードの前でパチパチする時間が多いので、気づいたときは肩まわりをほぐしたり、首を回したり、上半身をひねったりを心掛けていますが、動かすときも筋肉が柔らかく動く実感があります。

noterの皆さん中には肩こりをお持ちの方もわりと多くいらっしゃるのではないでしょうか?おウチで孤独にできるストレッチはなかなかおススメです。気になる方はぜひ一度、肩甲骨をつかみに行ってください!最後までお読みいただきありがとうございました。

サポートしていただいたものは、リノベーション計画の費用に充てたいと思います!(^^)!ペンキを買ったり我が家のフローリング材に生まれ変わります。