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パソコンで作る音楽

パソコンで作る音楽は、一つひとつ音を組み合わせて作るアートだと思ってます

作り方を紹介します

使うのはDTMと呼ばれるツールです
(DTMは、デスクトップミュージックの略)

このツールに楽器がいっぱい詰まっていて、ドラム、ベース、ギターはもちろん、バイオリンやピアノ、オルガン、もちろんパソコンと言ってしまったら一番ピンとくるかもしれないシンセサイザーもあります。そうすると、なんだか、今風の音楽を作るツールのように思われがちですが、いやいや、クラシックオーケストラ用の楽器も全部揃っていて、交響曲も全然作れたりします

そうそう、ピアノ一つとっても、スタインウェイグランドピアノや、YAMAHAピアノとかあって、同じ楽器の中でもいろんな種類を選べたりできるんです

身近にあるものだと、皆さんが手に持つiPhone。デフォルトアプリに「Garage Band」(オレンジ色で白いギターの絵が描いてあるアイコン)がありますよね。これが超入門編というか誰でも簡単に音楽が作れるDTMならぬスマホ用の楽曲作成ツールなんです。(私は、Apple社が提供しているPC用のLogic Proという名のツールを使ってますが)

作り方の話に戻るとですね、そんな優秀なツールを使って、まずは、好きな使いたい楽器をチョイスして、次に、その楽器特有の音色を聞きながら、音を作っていきます。要するに、楽譜に音符を書いて行く要領です

が、学校の音楽の授業で習った、あの専門家しか読めない楽譜に書くのかと言うと、そうではなくって、その楽譜で言う音符というものを「線の長さ」で表していくんです。ここがパソコンで音楽を作る特徴です

線 = この音はこれくらいの長さで、という感じです
短ければ「チッ!」、長ければ「ボーーーーン」と鳴る
言葉にするのはきついものがあるんですが、なんとなくわかりますかね

そう、一つの楽曲を作るってことは、「線」をいくつも書くってことになります。音符ではありません、「線」です。その「線」を、楽曲の始めから終わりまで、どう書くか、綴っていくか。 なんとなくわかりましたかね

座標軸で例えると
 縦に楽器を置いていって
 横に音の線を引いていく

故 坂本龍一さんがこんなふうに言ってました
『抽象的な言い方をすると、音楽は「時間の芸術」などと言われ、一方向の座標軸上に点が打ってあって、時間が流れていき、それを美的に構築していくことが音楽だと捉えられているわけです』(音楽と生命 坂本龍一、福岡伸一(著) P.50)

すごく共鳴いたします

要するに、線がド・レ・ミと上下に三つ揃えば和音になり、線が波のように横に動けばメロディーになる。音を線で紡いで、座標軸が如く紡いで、星座のように美しく描いて、時間軸で流れていく

だからです、パソコンで作る音楽は、一つひとつ音を組み合わせて作るアートだと思ってます

ただ、全てが全てDTMで作成が出来るかというと、そうでもない

歌です

歌は、やっぱり生の声を録らないと成立しない
最近は、「ボカロ(ボーカロイド)」と言う、歌声合成技術、いわゆる機械で作った声があって、それを使えばすべてDTMだけで完結することはできるんです。が、歌だけは「生」でないと。。。。と言う、そこはわがままな自分がいて、拘って自分の生の声を吹き込んでいます

ただですね、DTMには生の声を補正する機能がいっぱい付いていて、助かってます。例えば、ド〜レ〜ミ〜と歌ったつもりでも、実際はズレてて、レ〜ミ〜ファ〜って歌っていることがあります

よくあります

ちょっと大袈裟なズレを書きましたが、ご安心を。レ〜ミ〜ファ〜と歌った自分の声を、ド〜レ〜ミ〜に普通に補正することができるんです。極端な話、最初から最後まで、ずうっとドドドドドドドって歌っても、後で、ド〜レミ〜ドミ〜ド〜ミ〜(ドレミの歌)に補正できます。極端な話、自分は音痴と思っている人であっても、普通の歌声に聞こえるように補正できるんです。

ほんと助かってます
(あまりバラしてしまうと、楽曲に対して感情移入が出来にくなってしまいそうなんで、ここで止めます)

主題に戻ります
音を線で紡いで、座標軸が如く紡いで、星座のように美しく描いて、時間軸で流れていく

パソコンで作る音楽は、一つひとつ音を組み合わせて作るアートだと思ってます

ご理解頂けましたでしょうか?



今回の記事は、作る立場から書きました
が、結局は、聴く人にどう伝わるか、どうやって感情に訴えかけられるかが、大切な事に違いはありません。聴く人はどうやって作られているかまで気にしないですもんねー

そんな、線をいっぱい描いて、生の声をいっぱい補正、いやいや、座標軸が如く星座のように美しく描いた作品
聴いてください 「桃山イチ 見たいものを映し出す」


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アルバムを出しました
タイトル「これから先にピークがある」
目指すものを描いて、その想いを胸に、人生のピークをこれから作る、残り時間は前を向いて生きて行く。そんな想いを歌にまとめてみました

各サブスク(Youtube Music、Spotify、Amazon、Appleなど)からも聴けます


音楽の時間を味わって下さい
少しでも、豊かな気持ちになってくれたなら、感謝です
みなさまの心に残ること期待しておま

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Youtubeチャンネル登録も、どうぞよろしくお願いします
https://www.youtube.com/channel/UCq3dXu-PUQgq_QWqz1V-kKg

最後まで読んで頂きありがとうございました。
心のありようを大切に。

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