誰でもすぐにマスター。スマホカメラでも背景をぼかす方法。
SNSなどで写真を見ていると、背景がすごくぼけている!みたいな写真を目にしたことがあるかと思います。
一眼レフを使っている方の多くはぼかし方など、理解していることではあると思いますが、スマホが普及した現代では、スマホでの撮影がメインという方がほとんどかと思います。インスタなどで綺麗な写真が出てくると、
・あんな写真が撮ってみたいけど、スマホだとうまくいかない。
と悩む方、いると思います。
ですので今回はスマホカメラでも背景をぼかす方法を書いていきます。
※急いでいて結論を読みたいんだ。という方は目次から「実は簡単。ぼかしについての技術。」を押してください。
スマホのポートレートモードではだめなの?
(ポートレートモード搭載スマホをお使いの方向け)
まずはポートレートモードを搭載しているスマホをお使いの方へ、です。
そんなもんねえよ!って方は飛ばしていただいて大丈夫です。
ポトレモードでは強く背景をぼかすことが出来るのはご存じかと思います。
あれでボケるしなんでもそれで撮ればいいじゃん、って思うかもしれませんが残念ながら弱点があり、読めば「あぁそうそう」となるかもしれません。
その弱点とは・・・
・距離を離さないとうまく反応しない。
・ので近くのものを撮るときにぼかすことが出来ない
というのが弱点かと思います。
それもそのはずで、そもそもスマホのポートレートモードとは人物向けに作られています。「ポートレート」というだけあって近くのものを撮るようには設計されていないようです。(現段階では)
近くで撮ろうとすると「離れてください」って言われるし、、、あとから背景のぼかしを合成しているものなのだから、境界線がきれいに出ない、等々割とまだ未完成状態なのが現状です。
ですので、近くのものなどを綺麗に撮影したい時には、この先に書く技術を使ってみてくださいね。簡単ですから。
スマホはそもそも一眼レフほどボケません。
大前提ですが、(今回は大雑把に書きますが)スマートフォンは一眼レフとは内部が違うため一眼レフほど背景ボケが出ません。こればかりは仕方がないことです。今回書くことを試して、「おい、一眼レフほどボケないじゃないか!」とかやめてくださいねwさすがに一眼レフほどスマホでボケてしまったら一眼レフなんてのはこの世にはないわけで。。。
ただし、使い方次第でスマホでもしっかりとボケを出せるのです。その限界をどう引き出すか、の引き出し方が今回の内容になります。
実は簡単。ぼかしについての技術。
長くなりましたがここからが今回のメインです。
一眼レフでもスマホでも、背景をぼかすために重要になってくるのはカメラと撮るもの、そして背景のそれぞれの距離です。
この感覚を覚えてしまうと近くを撮るときに背景をぼかすのなんて簡単ですし、なんならそういうのしか撮らなくなることさえあります。お気を付けください。。。
それでは以下の図を基本として説明します。(見にくいと思います。文字で補足しているので許してください、、、)
近くのものをくっきりとさせ背景をぼかすには
・①の距離を近くする。
・つまりカメラと撮りたいものの距離をグッと近づける。
たったのこれだけです。
え、それだけ?!と思った方も多いと思いますが、
答えは、はい、たったのこれだけです。となります
たださらにボケを強くしたい!という場合は②の距離を離すと、更に強い背景ボケになります。しかしこれは背景を移動させないといけないので応用的になりますし、初めのうちはなかなかできません。ですので極力①を近づけることを意識するのが背景ボケを強くする近道かと思います。
例として二枚。一眼レフで私のPCを例にしての二枚ですが、
①(撮りたいものとカメラの距離)が遠いと、、、
こうなります。撮ってるカメラ的にきれいに仕上がっていますが、今回の狙いであるボケという観点で見ると、どこもボケてませんし、なにより強調したいものがわかりません。写真的にはこれはこれとしてありなのですが
近くで撮って強調させたい!ぼかしたい!
というときにはしっかりと①(撮りたいものとカメラの距離)を近づけると、、、
はい、こうなります。
図にある通り②(背景と撮りたいものの距離)は動かしていませんよね?①(撮りたいものとカメラの距離)だけでここまでなるのでやはり一番重要なのは撮りたいものとの距離であると言えます。
スマホでもすっかり同じことが起きますので、このことを頭に入れて背景のぼけた写真をスマホでも撮ってみてくださいね!
それではまた次の記事でお会いしましょう。
kusomusi
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次はピントの重要性ついて、、かも?
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