品物クリエイター 〜ただのフォト編〜
マリメッコというブランドで、お気に入りの生地がある。
その生地は、ネイビー地に白の特徴的な水玉模様があしらわれた「ユルモ」という名前の柄。
フィンランドにある岩だらけの島〈jurmo〉を大小の水玉で表現しているそうだ。
わたしは吉本興業の漫才師・和牛さんのファン、つまり「仔牛」である。
ボケの水田さんが数年前まで着用していた漫才衣装は、マリメッコのユルモ柄生地を使用したものだ。
仔牛が高じて、わたしはユルモ柄生地を使用した品物クリエイターとなった。
ユルモ柄の紙ナフキンを使用し、専用の糊で貼り付けるデコパージュという手法にチャレンジ。
乾かす途中で糊がまだらで不細工だが、乾くと少しはマシに。
100均のコースターとスマホケースが、アラこんなに可愛く。
100均のミニクッションが、アラこんなに可愛く。
市販のデニム地のエプロンにポッケを縫い付けて。
安価なエプロンが、アラこんなに可愛く。
撥水加工の生地を使えば、ランチョンマットも。
トイレットペーパー予備などを格納している突っ張り棚の目隠しカーテン。
ユルモ柄とモーモー柄、コラボ企画で両面楽しめる。
さすがに自分ではできないのでネイリストさんに細かくオーダー。
親指が水田さんに。
和牛さんロケ地巡りで、愛媛の砥部焼陶芸館へ。
真剣に絵付けしてると地元のおじさまがジッと覗き込んできた。
おじさま、愛媛出身の水田さんの漫才衣装の柄だと気づきましたか?
勝負メシはこうなる。
ありったけの品物を総動員。
和牛ステーキに祈りを込めて。
結果、和牛さんは惜しくも優勝を逃した。
優勝の座をミルクボーイさんに譲ることになったのは、うっかりミルクスープを付け合わせたわたしの責任です。
ごめんね。
100均のスマホケースが、アラこんなに可愛く。
こちらは無関係ながら、絶対に他人とは思えない。
手ぬぐい専門店「にじゆら」さんの「お米」という柄。
やはりもう一度この衣装のお姿を見たい。
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さて、次回の #クセスゴエッセイ は
「品物クリエイター 〜エッセイ編〜」
をお届けします
お楽しみに〜
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