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しんどいのは共働きだけではない話

こんな本を読みまして。

感想とこれからの日本が考えることをつらつらと書きたいと思います。

私は共働きですが、第二子育児休業を取得し復職した際には時短は取りませんでした。
第一子に時短を取得しましたが、非常に働きづらいと感じ、自分のイライラを子供にぶつけるようになっていたからです。

時短で給与は減るが、会社の諸事情によりとある業務の肩代わりをして結局定時は時短前と同じだったり、時短を取得しているメンバーが多かったのでそれに文句をいうメンバーもいたり。見切ることも大切だが、周りにいい顔するのはしんどいし、お金は貰えないし、夫は夜中帰宅だし、こどもとふたりきりの子育てには変わらない実情が嫌だったからです。

第二子育児休業取得後は、私の精神面を働き方、働く時間でカバーすることで家庭や子育てでも無理なく働きたいと考えたからです。

私は専業主婦時間がないため、この本を読んでから、共働きだからしんどい、けれど専業主婦もしんどい理由がわかりました。
友人が、専業主婦→パートで働いても、働いたお金は保育園や幼稚園の費用になり自分のお金にならない、なのに家計のために働くなら、自宅の家事や子育てに従事して、夫に稼いでもらいたいと話してくれたことを思い出しました。


専業主婦も、共働きの女性も、「家事育児は女性がやって然り」といいう日本の社会構造が問題で、専業主夫の方の話や、専業主婦でも幼稚園でのママ友情報共有だったりの話が載っています。

なかでも私が目についたのは、家事代行サービスの利用について。
専業主婦でも共働き夫婦でも、家事代行サービスを利用することに抵抗感のある家庭は、日本の戦後から続く家を守るのが女性、母であるべき理論があること、そのしがらみから抜け出すことが必要であることなどがありました。


こちらの本は参考文献も多く、参考文献も読んでみたい!と感じました。
2019年の本なのでコロナ禍前ではありますが、是非読んでみてほしいです。

内容ペラペラですが今回はこの辺で。

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