フリーランスは価値観の合う人と仕事をするのが最高だ。
フリーランス初仕事は、パラアート展のプロデュース
フリーランスになって初めて決まった仕事は、全く予想していなかったがパラアート展示会のプロデュースの仕事だった。
きっかけは不思議なご縁から。
遡ること2年前。自宅の近所にできた小さなケーキ屋さんの店主の人柄とケーキの美味しさに夢中になり、ボランティアでちょっとしたデザインのお手伝いをし続けてきた。そんなご縁から、フリーランスになったタイミングで店主の繋がりのあるクリエイターグループを紹介してもらうこととなった。
そのグループに加入した当日に請けさせてもらうことになったのが今回のパラアート展プロデュースの仕事だった。ギブがもっと大きなギブとして返ってくることを実感した出来事だった。
取り組んで3ヶ月の心境
今、この仕事が佳境を迎えている。
他の仕事と重なってキャパオーバーになりかける時もあるが、楽しくて仕方がない。
初挑戦の仕事だということもあるが、もっと大きな理由がある。
僕はフリーランスになったらプロジェクトごとに価値観の合う方と手を組んでチャレンジすることを目標にしていた。能力以上に価値観が合うことが大切だ。チームメイトを自分で選ぶことは、組織にいたらなかなかできないことだが、まさかフリーランス一発目の仕事で叶うとは思っていなかった。
価値観の合う方のおかげでチャレンジできる
僕は今も芸大でグラフィックデザインを学んでいるが、数ヶ月前までただの地方公務員だったので、アート展をプロデュースしたことは一度もない。それでも仕事を引き受けられたのは、これまでまちづくりの仕事を通じて出会ってきた頼れる人の存在だ。以前一緒に仕事をしたアーティストの方にすぐ連絡して力になってもらうことにしたが、その方が快く引き受けてくれた瞬間、間違いなくこの仕事は達成できるし、ワクワクできることを確信した。
そのアーティストの方はイラストからモビールアートまで幅広い技術も持っているだけでなく、素晴らしい人間性をお持ちだ。持ち前の明るさをフルに活かして、現在は子どもたちから大人まで幅広い年齢の方を対象にしたアートのワークショップを各地で行なっている。参加者はその人間的魅力に惹かれていること間違いなしだと思う。
本番まであと1ヶ月の心境
12月に開催する展示会なので、準備は残り1ヶ月。日に日に業務量は増してきているが、気心知れた信頼できる方とチャレンジしているので高揚感が止まらない。
仕事の中身も大切だが、今後も誰とやるかは突き詰めていきたい。僕は自分がワクワクできるときに力を発揮できるから、そういった環境を作っていくことが何より大切だと感じている。
それこそがコントロールの効くフリーランスの最高の楽しさだと思う。
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