見出し画像

20年来の仲。中学校の同級生同士結婚した僕たちのコミュニケーション

会う人会う人から、

「すごく仲の良い夫婦だよね」

と言ってもらえることが多いです。

すごく嬉しいのですが、他の夫婦がどのくらい仲が良いのかわからないので不思議な感覚でもあります。

結婚して4年が経つ妻とは実家同士も歩いてすぐの場所にあり、同じ中学校の同級生です。

当時はたまに何人かで遊ぶくらいの関係でしたが、場を和やかにさせる雰囲気を持った人だなという印象を持っていました。

僕たち夫婦を紹介するとき、中学校の同級生であると伝えるとほぼ、

「幼なじみなんだね」

という反応が返ってきますが、昔から実家同士の交流があったわけではありません。

幼なじみの定義もよくわからないけど、昔からの顔見知りという意味であれば間違いないと思います。

*

僕は市役所でまちづくりの仕事をしていた時期も、フリーランスになってからも新しいコミュニティや新しい人との出会いに恵まれています。

そんな体験をなるべく妻とも共有したいと思い、たびたびセットで行動しています。

普段からお互い仕事の話をよくするので、予備知識が入った状態ですんなり場に溶け込むことができます。

更には妻の人当たりの良さも大きな要因で、胸を張って人に紹介したくなる点には天性のものを感じます。

その点、真似できないレベルなので尊敬してやみません。

20年近くお互いを知っているし、二人とも感受性が豊かということもあり、お互いに求めることがある程度予測できます。

だから事務的なコミュニケーションが少なく、他愛もないふざけた会話にリソースを割けることも居心地の良い要因だと最近思うのです。

加えて、ユニークな出会いを共有することで夫婦の話題に共通のテーマが生まれます。

趣味や性格はけっこうかけ離れていますが、価値観がかなり近いことも強みだと思えます。

だから「なんで〇〇してくれないの?」というストレスを溜めることがありません。

やらなければいけないことができたら、そこに意識を向けた方がやるという雰囲気で生活が回っています。

二人とも結構雑な部分がありますが、それもよしとし合っている部分がある。

こういったコミュニケーションの様子を見て、「仲がいい」と言ってくれるのだと推測しています。

ただし、価値観の近さに安心しきり何もかも同じ目線でいられると勘違いすると認識にズレが生じるという経験もしてきました。

長い付き合いというアドバンテージを活かしつつも、日々更新される二人の価値観をバランスよく擦り合わせて笑顔で生活し続けられたらよいなと心から思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?