地の果て、はたまた、海の底
「"戦略" の教科書」 に学ぶ。
プログラミングをやってみよう
昨年の10月に思い立って、Udemy で教材を買った。
Python講座 の中で探し続けて、その中から一つを選んだ。これがわたしのプログラミングの始まりだった。
自分には向いていないだろうな、と思わなくはなかった。なぜなら、パソコンに向かっていると、衝動的に苦痛に感じることがあるからだ。まれに言いようのない不快感になって、外に飛び出したくなることもある。
などと、書いてみると…、まるで精神に疾患を抱えている人のようだが、字面で言うほど深刻ではない。要するに、ときどき、外の空気を吸いたくなるのだ。
でも、やってみたいと思ったのだ。
なにかきっかけが欲しかったから。
自分はこんなものではないぞ、と。
自分自身に、示してみたくなった。
そこから、いまに至る。
今この瞬間は、なんのため
とはいえ、あれから半年近くが経とうとしている今。
想像と、だいぶ違うな、と薄々とながらも、気づき始めている。
これはこのあと、なんになるのだろうか。
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できることは、けっこう増えてきた。
スクレイピングのやり方が少しずつ分かってきたし、それなりに楽しんでできている。機械学習の手始め程度の体験もできた。
つぎ込んだ時間に合わせて、相応の知識が身についた。
なのに、この先、どうしようか、と。
いまさらながら、そんなことを
考えるのだ。
この先どうすればいい
「あたらしい戦略の教科書」 酒井譲 著
「現在地」と「目的地」を設定し、その間のルートを決める。そのルートが”戦略”。
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この本を読んで、「全然、戦略が無い…」とショックを受けた。実際は、わかっていたことではあるので、そこまでではなかったが…。改めてそれを自覚させられてしまった。
この先、どうしようか。
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たどり着きたい場所があるなら
「なんで、プログラミングをやろうと思ったんだったかな」
そう思って、もともとの、思考の始まりまでさかのぼれば、不満がそこにはあった。仕事に対する不満。
要するに、仕事が嫌いなのだ。
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サラリーマンをやっている限り、それはずっとそうだ。
給料が多くないのは、まぁいい。
休みはそこそこあるから、まぁいいだろう。
一番嫌なのは、辞令一つで、配置をぶっ飛ばされることだ。
転居を伴うようなこともある。
これは、本当に苦痛なのだ。
ただ、言ってしまえば、理由はそれだけだ。
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結局、自分は稼ぎたかった。
つまりはそういうことなのだ。
現状に不満があるから、だから変えたかったのだ。
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まだまだ人生は長い。
自分のいまいる場所。
これからたどり着きたい場所。
それらをつなげていくための
満足できるような戦略という道を。
見つけていたい。
撰石積記 voL.35 ~プログラミングの行方~
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