地域政党ふくちやま 要配慮者の避難支援

第五回 市民勉強会「どうする福知山」VOL.2 小原あきのり議員活動報告

0:13 司会進行

0:13
続きまして副代表の小原明典氏より
要配慮者災害時避難についての報告を
させていただきます。

なおこの活動につきまして、先日台風7号の襲来時に
避難の支援をもう早速していただいて
そちらの事例も含めての報告となります。

0:41 小原議員の報告

0:41
皆様こんばんは。
地域政党ふくちやまの副代表の一人です、小原と申します。
よろしくお願いします。

私の方からですけれども
要配慮者の災害時避難の仕組みを作り、それからの成果。
現在の位置を皆さんと一緒に共有したいなと思います。

1:02
この中でですねまだ後から出てまいりますけれども
福祉で作り替えたいのは福祉有償運送を使ってまいりますので
その時は福祉有償運送ネットワークの会長さんも見えているので、
その方に本当は紹介してもらったりよかったんですけれども
仕組みと、仕組みづくりという部分でご紹介させていただきますので、
よろしくお願いいたします。

1:29
で、現在の要配慮者への避難についての現状なんですけれども
現在行政から。
行政の方はですね
要支援者の災害時の避難支援について
避難計画っていうのを作っています
それを見せていただいたところ、
行政の考え方が見えたんですけれども


2:11 現在の要配慮者への避難についての現状 

1:54
万が一被災したり、
災害が起きそうやなと思ったら行政担当部署。
例えば危機管理室ですとか行政担当部署の方からタクシーに言われている。

「要配慮者を避難所まで運んでくれへんか?」
『避難所までタクシー行けません。こらえてください。』

2:15
その次は福祉タクシーに電話
福祉タクシーに「行ってもらえませんか?」

『福知山さんちょっと今車でられない。できへんねん。ちょっと待って。』

2:21
そんなら福祉有償運送さんどうですか
ちょっと仕組みが無いので行けません言ったら
最後はもう市職員
ここ(行政担当部署)から、ここの職員自ら行きますよ。

2:33
こうやって要配慮者の方々の避難を
避難を行っていこうというような仕組みというか
計画をされてました。

そんなどうすんねんってそうこうやってるうちに水着くやろと。
これがあきませんわ、どうこう電話して
電話が5分も10分も経っとるうちに水がついたらどうするねんと。
もう誰も行けへんやん

2:56
もうそういう垂直避難か自力で避難してくださいってなるじゃないですか。
それならばどうする。どうしたらいいかなということを
私たちも一生懸命考えました。

ただ、先進的的事例が。
先進的にやっておられるところがありまして
もう由良川の水位が一定を超えたら
もう自分たちの自治会のメンバーで地域の方々はもう送りましょう。

3:20
それとは別にして、一定の水位を由良川が超えました。
この水位に来ました。皆さん逃げますよっていうことも
自治会で決めていらっしゃって、

誰が、誰が誰々さん乗せてあそこまで運んでいく っていうのは
もう決められているような自治会もあります。

3:34
ただ歩行困難者については
ちょっとまだまだ難しくてですね。
なかなか自治会の方のメンバーの中でも車椅子。
ストレッチャーで運ばないといけないような方々についての車は無いので
その部分については、未熟なままで今動いていらっしゃいます。

3:54
そこで、こんな仕組みも福知山市は計画したんですけれども
もう全部いらんやないかと。


4:03 歩行困難者が安全に避難するための、市民団体の仕組みづくり

4:03
もうさっきありました、福祉有償運送のメンバーに
直接まっすぐ言ってくれと。

4:11
私たち、福祉有償運送のメンバーは
福祉有償運送スタッフのスキルアップを行いますよ。
安心で、安心な避難ができるための講習会を行いますよ。

それになんやったら、
福祉有償運送ドライバー講習に加えて
それだけではなくって

4:33
【搬送】
なかなか歩きにくい方。ベッドから起き上がりにくい方々を部屋から。
お部屋からベッドから、車まで搬送する技術でありますとか。

あと、寝たきりの方々はどうやって起こすねん。
どの部分を体を支えたら、この方は一番安心して動けるんや。
安全に動けるんやっていう介助の技術

この2つを福祉有償運送ドライバー養成講習に加えて
この2つの研修を受けていただいた方を、
試験をいただいた方を、これに当たっていただこうと。

5:11
車椅子やストレッチャーの操作技術をマスターしていただくという。
マスターした方によって要支援者の方の避難を行っていこう。
という仕組みを作っています


5:29 一自治会での福祉車両による車イスの方の避難実践

5:28
台風7号での結果的に実証実験になったわけですけれども
まだできて、出来上がってはいないんですが。

NPOにあります、キャラバンを利用しまして
車椅子の方を市内の避難所まで送り届けました。
こういうことをやってみました。


6:03 搬送用具、備品の種類や操作方法を体験(防災センター)

5:50
あとそれからですね。
歩行困難者の方々への質の高い避難をするためにということで、
まずは消防署の方の救急搬送退院の方々と一緒に
避難器具であるとか備品の種類、いろいろ見せてもらいました。

これだけではなくて、もっといろんなもん見せてもらったんですけれども

6:13
代表的なもので、寝たまま狭いとこ運ぶ時に横に通ると
なかなか通れないところでも立てたら通れるとかありますよね。

思いっきり立てても。
写ってませんがしっかり首も固定して、立てた状態で
そのまま両方から立てた状態で運んでいくという用具でありますとか

これは本当に寝たきりの方を安全に移動してさせていける道具を
私が体験をさせてもらいました。
こんな形で搬送の技術も磨いていこうと思っています。


6:53 今後の歩行困難者への質の高い避難のために(その2)

6:50
これからですね。
水害が起こる時って大体決まってますよね福知山市。
大体、順番は決まってると思うんですけれども水害とか。

水害を中心でも、今回は今回の台風7号では
土砂災害が結構多かったんですがそういった水害とか災害が
うちの自治会は起こりやすい。起こる可能性高いよね。
っていうところの自治会との連携を図っていきたいなと。

7:16
で、そういうことでその自治会さんの中に
要配慮者の方が何人、どこにどの家にいらっしゃってという情報を
この災害時の搬送チームと情報を共有させていただきたい。

これがまたこのための打ち合わせも
十分これから積み上げていく必要があります。

7:39
さっきやりましたようにスキル。
福祉の車の運転だけではなくて、搬送技術を身につけた運転手を
これから要請をしていこうというふうに思っています。

で、寝たきりの方への避難の対応の仕方も
これからしていかなければなりません。

まだあの福祉運送で先ほどあった
リフト付きの車椅子対応の車を持っているというのは、
まだ、ストレッチャーまで持ってまで福祉有償をやってるとこはないので
それってどうするんだってこともこれから要検討です。

8:15
あとはもう一つは福祉車両というのは
市内福祉施設には必ずありますので
うちの施設も3台ほど
先ほどのキャラバンみたいのがありますので
そういった福祉施設の車を活用させていただいたりとかなと。

8:36
避難所としてそういったところと
協力関係を結んでいくということが
必要なんではないかなと思慮しております。

8:45
実は行政も要配慮者の災害時避難について、
避難計画についてと
ブラッシュアップを少しずつ進めて頂きたいと協議する中で

どういった方々でも、災害から身を守っていただく。
災害で犠牲者を出さないまちづくりのお手伝いができたのは
是非仕組みづくりを行っていますので
これからも皆さんの一緒に進めていきたいと思います。
よろしくお願いします。
ありがとうございました。

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