ジャンプのMMA漫画第二十九話🤼
掲載順位は後から数えた方が早い。
頼みの綱が単行本の売り上げである。
アンケートが弱くてもそれさえ売れれば掲載して貰える。
一ノ瀬家の大罪も後半は後ろの方だったがコミックスがタコピーの遺産があったのでそれなりに売れていたから一年くらい続けて来られた。
さて、この漫画も一年保てば良いのだろうか?
29話目なので半年は過ぎている。
かなりシビアとしか言えないが火ノ丸相撲もこんな感じで5年間の連載期間を得られた。
國崎千比路も言っているように格闘技は現在地上波で放送されていない。
ペイパービューやスマホで積極的に触れる以外一般人にとって接点が存在しない。
そもそもMMAが地上波放送されていたのは、プロレスが地上波ゴールデンで放送されていた名残ではないかと思える。
他に沢山のスポーツがあるのに何故格闘技だけが今まで優遇されていたのだろうかと思える。
プロレスも常に綱渡りだったし格闘技も常に綱渡りの状態だった。
コアな層のみしか知られないと言う閉鎖社会が多分この日本社会そのものを表しているのだと感じる。
顔は幼く描かれているが体格も成人男子と大して変わらないし対戦相手は20歳離れている。
数ヶ月でムキムキになっている。
救いなのは、対戦相手の打撃や組み技にそんなに力がある訳じゃなさそうなので若い主役を一撃で葬り去ってしまうような展開にはなってないということである。
何度も言うが、MMAでこんなくるくる展開が変わることなんてある意味珍しい。
壁際に追い込んでエスケープなんか出来ないように殆どの選手が行う。
地味に打撃で体力削って壁に追い込んで転かして蛇のように搦みついて関節を取ってフィニッシュを決める。
というのが一般的なセオリーだがお互い削られるとそんな展開もなく3ラウンドが過ぎて判定を迎える。
軽量級で柔道やレスリングが強い筈の日本人は国内でタイトルをやっと取っても海外では全く通用しないのは何でだろうと思う。
果たしてこのアスミカケルが外国へ行くと言うところまで行けるかどうかは分からない。
その前に終わってしまいそうではあるが。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?