誤用しがちな「させていただく」〜ビジネスパーソンと日本語〜
「そもそも敬語じゃないしねー」←?!
そのように言われたとき、ピンとこなかったのが正直なところでした。
「〜〜させて頂きます」という表現は敬語ではない…?!
そのように考えたことがなかった私は驚きました。
実際には、正しく使えば、れっきとした敬語です。
しかし、しばしば誤用されがちだということをその方は言いたかったのだと思います。(どんな文章を指摘したものだったのかは忘れてしまいました)
でも、させてもらうの謙譲語、
「いたします」と言い換えられるイメージはあります。
そういう意味では敬語に違いないとも思ったので、調べてみました。
どのようなときに使うのか?
文化庁によると…
どういう場合に不適切になるのか?
NG例>
許可を得る相手がいない場合
二重敬語になる場合 例)拝見させていただく
自己紹介に使う
など
また、「させて頂く」の漢字表記ではなく、「させていただく」とひらがな表記にすることとなっています。
(つまり、冒頭の私の記載は間違いなのでした)
マイナビの解説がわかりやすかったので、紹介します。
https://mynavi-job20s.jp/sp/howto/let_me.html
まとめ
言葉の誤用は、気がつく機会があまり多くないと思います。
私自身も、一緒に仕事をする方々が言葉に厳密であり、都度指摘してくださって気がつけたことばかりです。
ビジネスパーソンとして、仕事をする上で印象を左右しかねないものかと思いますの、今回はその一部をシェアしました。
敬語に興味が湧いた方へ
参考)文化庁 敬語おもしろ相談室
「させていただく」は第三話にあります。
ちなみに、最近ネット記事にもとりあげられていました。
https://www.moneypost.jp/1050773
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