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デジタル箔転写で同人誌をイメージした装丁デザインにチャレンジ
こんにちは。クルツジャパンのタナカです。
展示会『page2023』用に作成したデジタル箔転写のプリントサンプル。
同人誌の表紙をイメージして、学生さんにデザインいただきました。
広い面積のベタ面、細い線や細かい文字もなんのその。デジタル箔転写では、印刷表現でできることはおおむね箔押し表現ができてしまいます☝
前回記事の名刺と同様、デジタルトナー印刷の上に箔をのせて4C印刷を施すという方法で作成しました。
箔は、クルツのレーザーホログラムを使用。
上・下巻、それぞれの箔データは共通。
印刷データは、【イエロー/グリーン】と【ピンク/ブルー】グラデーションの2バージョン。
![](https://assets.st-note.com/img/1676277845351-d9evYprjIU.jpg?width=800)
例えば、上巻の【イエロー/グリーン】グラデーションver.の場合
まず、👇の箔データをデジタルトナー印刷します。
![](https://assets.st-note.com/img/1676278022606-sYlekLLux0.png?width=800)
次に、クルツの箔転写機『DM-SMARTLINER』でホログラムレーザー箔を転写。そしてその後、再度デジタル印刷機へ戻して4C印刷をすればできあがり😊
![](https://assets.st-note.com/img/1676278304891-z7ulPhJ38A.png?width=800)
ホットスタンプ、コールド箔転写、デジタル箔転写など、加工方法によって箔転写の得手不得手があったり、使用する紙などの基材の制約があったりします。
ホットスタンプは後印刷加工もできますが、一般的には箔をそのまま活かすことが多いため、カラーメタリック箔のラインナップが豊富です。
![](https://assets.st-note.com/img/1680739681436-AHcj4QXylg.jpg?width=800)
一方、コールド箔やデジタル箔転写では、後印刷でさまざまなメタリック表現ができるので、基本的にはシルバー箔があれば⭕️
言い換えると、後印刷のカラーデザイン次第で、表現したいメタリック箔ができちゃいます。
適した箔転写加工方法を選ぶことで、今まで難しくて断念していたデザイン表現ができるかもしれません🌸
箔のことでお悩みやお困りごとがございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください✋
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Special Thanks to
Design (Book Cover): Ayaka Ando
Print: Taiyodo Seikosha
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