見出し画像

デジタル箔転写で名刺を作りました♪

こんにちは。クルツジャパンのタナカです。

クルツジャパンは先日、東京・池袋サンシャインシティで開催された印刷メディアの総合イベント「page2023」にブース出展をしました。展示会ブースアテンドスタッフ用名刺をデジタル箔転写で作ってみました。

『かわい~💛』と大人気だったデジタル箔転写名刺

ご縁があり、京都芸術デザイン専門学校の学生さんに展示会用スタッフの似顔絵入り名刺を作ってもらいました。

イラスト😊がとてもよく似ており(実物よりもかわい目⁉)、この名刺を介して来場者との会話も弾みました。デザインには、それぞれの趣味や好きなことのイラストがちりばめられています。名刺をお渡しする際の親指部分にあたる場所には指紋モチーフがあり、学生デザイナーさんの遊び心を感じます。

ご存じですか?デジタル箔転写。

デジタル箔転写って何⁉と思ったみなさんにご説明📝
~デジタル箔転写とは~
箔転写したい部分をデジタル印刷機(トナーやUVニス)で印刷。そのトナーやニスが接着剤代わりとなって箔を転写することができるという仕組み。一般的には、シルバー箔さえあればOK。なぜなら、箔転写した後はもう一度デジタル印刷機へ戻して箔の上から4C印刷をすることで、いろんなカラーメタリック表現が可能だからです👆

今回の展示会では、トナータイプのデジタル箔転写機DM-SMARTLINERをメインに紹介しました。

クルツのDM-SMARTLINER(ディーエム スマートライナー)は、デジタル印刷機で出力したトナー部にのみ反応するデジタル箔転写システムです。金型(箔版)を必要とせずに箔転写が可能なので、デジタル印刷機の強みである可変印刷にも対応でき、さらに1枚1枚異なる絵柄に対し、箔転写を施すことができます。極小ロットの箔転写にも柔軟に対応できるのも強みです。

DM-SMARTLINERでのデジタル箔転写は、カンタン3ステップ👆
STEP① トナー印刷で箔デザインを出力
STEP② DM-SMARTLINERで箔転写
STEP③ 箔の上にオーバープリント(4C)

カラーチャートデザインは、KAKAN DESIGNの齊藤さん


デジタル箔転写名刺の加工プロセス

まずは、箔用のデータ👇をデジタルトナー印刷します。

箔用のデータ(トナー印刷)

次に、DM-SMARTLINERでホログラムレーザー箔を転写。
再度、デジタル印刷機に戻して4C印刷。

印刷(4C)用データ

今回、箔はレーザー柄のホログラムを使いました。キラキラ虹色に輝くのでシルバー箔とはまた違った印象に✨

印刷データは同じでも、箔パターン違いでこんな仕上がりになります。

箔パターンA
箔パターンB

こんな風に箔のデザインデータを変えたり、はたまた印刷デザインデータを変えることで、究極的には、1枚ずつ違う見え方の名刺が作れちゃいます。

あまりにもかわいいので、クルツジャパンの名刺にしてもいいかも♪
なんてひそかに思っています。

その他にもデジタル箔転写で作成したプリントサンプルがあるので、追ってご紹介します。


Special Thanks to
Design (Business Card): Haruka Kaneko
Design (Color Chart): KAKAN DESIGN
Print: Taiyodo Seikosha


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?