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Make a Mark:デザインプロジェクト

こんにちは。
クルツジャパンのタナカです。
今日は、クルツが携わっているデザインプロジェクト【Make a Mark】についてご紹介します。

Make a Mark(メイク・ア・マーク)とは、

プレミアムガラスボトルソリューションを提供するスペインのボトルメーカーESTAL、さまざまな機能性ラベル基材の設計・製造メーカーであるAvery Dennison、そして表面加飾仕上げで業界のリーダー的存在であるLeonhard KURZの3社が協業し、世界のトップパッケージデザイナーとパッケージの革新を探求することを目的としたプロジェクト。2021年、2022年、2023年と計3回を予定している。

ESTAL(エスタル)
25年以上にわたり、世界中のワイン、スピリッツ、飲料、グルメ、美容業界にプレミアムガラスボトルソリューションを提供。イノベーションと持続可能性への取り組みを重視しながら、デザインの自由な創造性をもって独自性のある新しいソリューションを常に開発しています。

Avery Dennison(エイブリィ・デニソン)
世界的な材料化学メーカーとして、さまざまな機能性ラベルの設計と製造が専門。80年以上にわたり粘着材料やラベル製品などの分野において、高い技術力で高付加価値の創造や環境対応へのニーズなど、クライアントに対して最適なソリューションを提供しています。

Leonhard KURZ(レオナルド・クルツ)
1899年ドイツで創業した薄膜技術のグローバルリーダーであるKURZは、ラベルやパッケージなど幅広い産業向けに、金属蒸着転写箔の開発・製造をしています。新技術への投資と、革新的で持続可能なソリューションの開発で知られています。

各回20名のデザイナーが、世界各国より選出されます。参加デザイナーは、3つのテーマ(Sustainability / Luxury / Concept Design) の中から1つ以上を選び、3社の素材やユニーク性を活かして自由な発想でテーマに基づいたボトルやラベル、パッケージデザインを行います。
Make a Mark 2022には、日本からBULLET Inc.の小玉文さんが参加されました👏

以下、参加デザイナーページ紹介文の和訳となります。
Make a Mark | Participating Designers 2022

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BULLET Inc. は、2013年、グラフィックデザイナーである小玉文さんによって設立された、彼女を中心とするデザイン会社。小玉さんは、紙や木などの素材の質感や印刷加工を駆使して制作された「手で触れて感じるデザイン」を愛す。そんな彼女が生み出すデザインは、実際に手に触れて、その触感を楽しめるものが多い。
パッケージデザインは、その商品に最も似合う「服」を作ることだ。
だから彼女は、仕事をする上で、クライアントや印刷会社とのコミュニケーションを最も大切にしている。良い服を作るためには、クライアントが商品を「どのように見せたいか」本当の望みを知る必要がある。
また、実際に服を「縫い上げる」のは、印刷加工会社だ。彼らに目指すイメージや目的を共有することが、デザインの完成度に大きく影響する。
そうして作り出されたデザインは、世界各国で数々の賞を受賞している。
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小玉さんがデザインしたボトル 【Urban Geeks Tokio】に込めた想いを語ってくださいましたので、ぜひご覧ください。↓↓↓


小玉さんがデザインしたラベル、ボトルに貼り付けられる前の全貌です。
ゴールド色(KURZ LUXOR® MSU 355)の【東京】の文字が目に飛び込みますね。シルバーのはんだ付けの部分には、KURZ ALUFIN® MSU SUPERMATTが使われています。


Make a Mark 2022の全作品は、デジタルブックでご覧いただけます。(氏名やメールアドレスの入力が必要です)
Make a Mark | Download the book 2022

なお、最終年度のMake a Mark 2023は、現在プロジェクトが進行中です。
乞うご期待!

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