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適切な動作評価はカラダのあるべき状態を知るところから

こんばんは、谷田部くるみです。


私が働いているスタジオnanoでは週1の朝勉強会があり

本日6:30からは代表によるビジネス研修(仕事のやり方や、成長するための方法、集客など多岐にわたります)がスタートしました!

本日のテーマは「継続の仕方」について

やりたい!と思って始めたことであっても継続がニガテな私は、ミニマムルール(最低限ここまではやる)を決めていないから続かないのだなと気づきました。

やる気が出ないときでもできるミニマムルールを作ることで、継続できると学んだので早速実行していきます☆

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では、ここからが本題です!

前回、機能改善には「動作評価が必要」ということをお伝えしました。

痛みが出てしまっている原因となる動作を修正することが根本改善には重要であり、そのためにはまず評価を行います。


動作評価をするには、まず適切な動作を理解する必要があります。
本日はそのために重要な考え方「カラダのあるべき状態」についてお伝えします。


「カラダのあるべき状態」

カラダには多くの関節がありますが、肩関節や股関節など各関節には2つの役割が決まっています。

それが、モビリティ(可動性)とスタビリティ(安定性)です。

例えば、肩甲上腕関節(いわゆる肩)はモビリティ、肘関節はスタビリティといったように決まっています。

それらを表したものが
「joint by joint theory=関節の役割」です。

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この役割がどのポジション(立位や膝立ち、四つ這いなど)、どの動作でも果たされている状態のことを「カラダのあるべき状態」とここでは定義します。


例えば表を見ると分かるように、股関節はモビリティとスタビリティの両方が必要となる関節です。

片脚立ちになった際、持ち上げた側の股関節はモビリティがあることで股関節90°に屈曲ができます。

役割が果たされていないと股関節につまりが生じたり、代償で腰や膝に負担がかかります。


反対に地面についている側の股関節では、体重を支えるスタビリティの役割が必要になります。

役割が果たされないと膝が曲がったり(もしくは過伸展で支える)、骨盤が左右に移動してしまったりなどが起こります。

「膝が痛い」と悩む方も股関節の役割が破綻した結果、膝に痛みが出ている可能性が多いにあります。

つまり、膝が痛い根本原因は膝ではなく股関節が原因となります。

どこに原因があり痛みが出ているのかを適切に見極められる必要がありますね。


この各関節の役割を理解することで、個別の関節の動きと、関節同士の連動性を理解することができます。
(関節の連動性を理解することは超重要です)

理解することで動作をどこに着目して見て良いのかが分かり、評価がとても行いやすくなります。

もちろん評価だけでなく、動作修正の際にも役立ちます!


まずは、表の各関節の役割を覚えましょう☆

次回以降は関節の役割がポジションごと動作ごとで、どのように求められるのかをお伝えしていきます。


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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