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昭和の体育会系パワハラは無くなって欲しい

今朝、宝塚のパワハラについてニュースを見た。
宝塚では、上下関係が厳しく、パワハラがあって
自殺に追い込まれる若者がいる。なのに劇団側は、パワハラを隠蔽していて、遺族側は大変遺憾である。というような内容だった。


そのニュースを見て高校一年生の部活を思い出した。
私は、硬式テニス部に所属していた。上下関係が厳しく、昭和の体育会系だった。歴史ある部活でOBOGが多く、厳しい縦社会が後輩にも受け継がれていった。一年生は、雑用系の仕事が多く、何かミスをするとミーティングで叱責された。「◯◯(名前)なんだけど〜△△だった」と皆の前で怒られ、「はい!」と返事する。内容は、覚えていない。(よく考えると、皆んなの前で名指しで怒るのってパワハラじゃないのか?)
一個だけ覚えているのが「先輩に挨拶をしなかった」というもので、私は、目が悪かったので
遠い人間が見えず、駅のホームや体育の授業で先輩がいないか常にビクビクしていた。

私は、一年やり切り辞めた。「一年は続けよう」という自分との約束を守り、辞めたので
一年続けた先の景色は、とても美しく見えた。
けれど一年で辞めてしまったことは、勿体無かったように思う。仲の良かった部活の仲間たちとの距離が離れ、クラスの中ではぼっちで虚しく病んでしまった。あの頃は、卒業の出席日数を稼ぐ為に、学校に通ったなぁ泣。黒歴史である。
晴れて大学生になった私は、友達に恵まれ楽しい学生生活を送ることができたので本当に良かった。
生きているだけで丸もうけ。
人生は、健康な心と体があれば幾らでもやり直せる。だから、自殺は絶対にしてはいけない。


私は幼少期から優しい両親のもとで育ったので
「怒る・怒られる」という文化は苦手だ。
今の職場でもよく怒る上司がいて、怒ることを美徳に感じている風潮がある。私も一・二年目は、仕事で失敗しては怒られ、夜に思い悩んだものだ。でも朝はくるから。大抵病んでいる時というのは夜で、朝になると気持ちが変わったりする。だから寝ろ。
今日の私は死んで(寝て)、明日から生まれ変わる。
ミスを反省し、同じミスは繰り返さないよう気をつける。
というマインドセットが大切だ。
昭和の体育会系パワハラは、時代遅れなので
無くなって欲しいと思う。

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