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ぐわん
2024年5月1日 03:17
この虚無感はなんなのだろう。笑顔で「ありがとう、また」と言い車をあとにした直後にどっと押し寄せる不安と疲れと泣きたくなるような気持ち。少し喋り過ぎたのかもしれない。彼が聞き上手すぎるから、思いついた話題をぽんぽんと口から滑らせてしまい、彼はその全てを受け止めて、そうして何時間もが過ぎていった。そのどれもが脊髄反射の心からの言葉で、決して取り繕っていたつもりはないのだが、いつも勝手に私の無意