私がプロの小説家になるまでの経緯と気付き②

私がまったくの素人から小説家デビューに至るまでの経緯を紹介していこうと思います。また、デビューに至る経緯で得た気づきを共有することで、目標に向かって頑張っている方への手助けになればと思いこうして書き始めてみました。
 ぜひ最後まで読んでいただき、目標達成する一助にしていただければと思います。

◆人はすぐに成果を求める生き物である◆ 

「また、小説書いてる……」

 そういって、私を見下ろすのは妻だった。
 妻は、病棟での同期であり同じ看護師である。今は部署は違えと、同じように働くダブルインカムという状態だ。
 そして、私は子宝にも恵まれ、絶賛子育て中である。
 育児や家事? もちろんしている。今だって、抱っこ紐の中でうちの娘は寝息を立てているのだから。

「いま、この子だって寝てるし。いいじゃん。夜勤前に少しだけ」
「もうそこが定位置になっちゃったね」

 そういって肩をすくめて妻はため息を吐いた。
 私は、テレビの前のローテーブルにマイ座椅子を置いて、そこで娘を寝かしつけながら小説を書いていたのだ。ここにいる時間はひどく長い。だからこそ、妻も悪態をつくのだろう。
 それでも、私は小説を書くんだ。
 学生からプロの小説家になっている人だっている。なら、すでに二十代の自分は相当に遅れているのは間違いない。
 自分のつたない小説でも読んでくれる人はいる。
 投稿しているサイトでは、すさまじく活躍している人がいて、その人はこの投稿サイトから巣立ってプロの小説家になった人だっているのだ。
 なら、自分も。
 そう思うのに時間はかからなかった。

 最初は、文章を投稿するだけでもうれしかった。
 読者が一人ついてくれるだけでもうれしかった。
 しかし、次第にそれでは満足できなくなり、少しでも誰かに読んでもらえるように小説の書き方を本格的に勉強した。プロットというあらすじのようなものの作り方、設定の工夫、キャラクターの立たせ方、構成、書き出しの工夫など、インターネット上に広がっているノウハウに片っ端から触れていく。
 そうすると頭でっかちにはなりながらも、少しずつ技術は向上していくものだ。

 だが、思ったような成果はでない。
 
 投稿サイトにはランキングというものがあるが、当然それの上位に行くことはない。
 読者がついてくれても、その数に満足がいかない。
 ほかの作品をみると、明らかに自分よりも文章を勉強していない人のほうが人気がでたりする。それにいら立ちを感じたりもしていた。

「どうしてだろうなぁ……。面白くないわけじゃないと思うんだけど……。っていうか、感想依頼? 依頼ってなんだ? ……へー、このサイトでみんな感想を書いてもらって反対に誰かに書いてあげるんだ。たしかに、お互いに感想言い合うことができれば刺激にもなるしね……」

 だれかに感想をもらいたくて、私はすぐに相互感想依頼をした。
 今思うと、あまりよくないことかもしれない。
 しかし、その時の私は、だれかに自分の作品を読んでほしくてたまらなかったのだ。

 だから、いつしか自分の作品を書く時間より、誰かの作品をよむ時間が増えた。
 感想を書くことに妥協をしたくなかったから、数時間かけて誰かの感想を書いたりもした。その感想は、かなり厳しめなものだっただろう。
 今まで勉強してきた知識を、それを持たない人たちにぶつけていく。

「まず、文章作法を勉強したほうがよいかと思います」
「この盛り上がりの部分は、もっとこうしたほうがよいのではないでしょうか?」
「人称がバラバラです。三人称とは――」

 そんなことをしていると、その感想に対する感謝だったり、知識に対する賞賛を得ることができた。
 そして、自分よりも知識がない人にアドバイスする自分に、どこか優越感をもっていた部分もあったかもしれない。
 
 作品ではなく、感想を書くことで自分が賞賛される場面が増えていく。
 その時の私は、その歪みに気付くことができなかった。


*気づき*


 振り返ると、人が行動するために求めることを無意識的に求めていたんだと思います。
 
 というのも、例えばSNSなどでも「いいね」を求めてインスタグラムやツイッターに色々と書き込む人は耐えません。その「いいね」は自分を受け入れてもらえているという承認欲求をこれでもか、と満たしてくれます。

 私は、この時感想をもらうことで、その承認欲求を埋めていたんでしょう。
 
 こうなると、そこから抜け出すのは難しいです。
 人は、誰しもが承認されたい生き物ですから。

 中には、「いいねなんていらないね。そんなことのために何かをしてるのは理解できない」などという人もいるでしょう。ですが、そういった人でも、ほかの何かで認められたいといった感情を持っていたり、行き過ぎると、「いいね」を批判している自分、という立ち位置に酔っている人もいるでしょう。
 全員が全員ではありませんが、自分の中には承認欲求が存在するということを自覚するのはとても大事なことだと思います。


 振り返ってみると、私はひたすらに承認されたい生き物のようです。
 ですが、承認されるってどういうことでしょうか?
 感想を一万件もらえたら満足するのでしょうか? それとも「いいね」を十万もらえたら満足するのでしょうか?


 結論から言いますと、他者からの承認を求めている限り、決して満足する日は来ません。
 ならどうすれば満足できるのか?

 それは、自分が自分のやっていることに満足して認めてあげられるかどうか、です。

 つまり、「いいね」をもらえなくても自分のやっていることに誇りを持てているのであれば、きっとそれでいいのです。反対に、いくら「いいね」をもらっていても自分が自分を認めていないのであれば、いつまでの他者からの承認を求めて生きていくことになります。

 今では、その承認欲求からすこしだけ距離を置くことができていますが、そうなるまでにはいろいろと試行錯誤がありました。自分の体験から得た答えですが、それは

 ――とにかく自分で自分を褒める。

 これにつきます。

 人間って、できていない部分に目がいく生物というか、圧倒的に足りないところ見つける才能がずば抜けている人が多いです。しかし、裏を返せば、私たちがやっていることの9割程はできていることです。そのできているところをひたすら褒めてあげる。そして、できていないところでさえも、「できていないことに気付けた自分すごい! なら次はこうやって改善していけば、もっとすごい自分になれるよな」と、ひたすらに自分を肯定していけばいいんです。
 
 そうすれば、自分で自分の気分をあげることができますし、それによってモチベーションも上げられる。モチベーションが上がれば、やる気もでるし成果もあげられる。
 いいことづくめなんです。

 私は、小説を書いていく中でそれを学んで実践しています。
 
 だからこそ、だれにも見せない書き下ろしなどを書いているときでもなんとか耐えられるわけです。

 よく妻に、
「よく、なんでも自分を褒める材料にできるよね」
 と呆れられています。

 これくらいやっていると、常にモチベーションが保て、最高のパフォーマンスを発揮することができるです!!

 まぁ、もちろん、たまに落ち込んでグチグチ言っていることも少なくないんですがねw


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 看護師、小説家、カウンセラー、コーチ。
 
 看護学生時代から心に興味を持ち、看護師を続ける傍ら精神看護、認知行動療法、カウンセリングを学んでいく。
 1200人の精神疾患患者からの学び、セルフカウンセリング、コーチング理論を用いて、人間関係、仕事、そしてプロの小説家という夢をかなえていく。

 自分を心の見方を変えるスキルを様々な人に発信しようと考え、「3ステップで目標達成 自分で変われる力が身につくコーチ」として活動を始める。

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 高校受験の失敗を皮切りに、自信が持てず孤独で、自分の人生を他人のせいにし、仮面を貼り付けることだけはうまく、こうして人を欺きながら生きていくのかと、将来に希望を持てず生きていました。
 ですが、看護学校で出会った友人は、そんな私の過去さえも受け入れてくれたんです。
 それから、私は人を傷つけるばかりではなく、自分が与えられる存在になりたいと思うようになりました。
 そこから、私の心への興味が芽吹いたのだと思います。

 求めるばかりの私は、恋愛においても同様で相手を傷つけてばかりでした。仕事でも、認めてほしいが先に立ち、空回りする日々でした。何事にも飽きっぽい性格で、浅く広くを体現したような生き方に、心底嫌気が刺していたんです。

 そんな中、私は、精神看護、認知行動療法、カウンセリングやコーチング理論を学び、1200人以上の精神疾患を持つ患者さんに様々なことを学び、どんどんと自分を変えていくことができるようになっていきました。
 その変化は、私にストレスの少ない世界と、明るさと、希望をもたらしてくれました。

 その全ては、自分の変化から生まれました。
 私は、自分の体験と今まで学んだ理論、そして精神疾患を持つ患者さんから学んだすべてを言語化し、人がどのように変わっていけるのか、それを知ることができました。

 最初は、自分が幸せであればそれでいいと思っていたのですが、癌であった母が教えてくれたことで、また私の考えが変わったのです。
 母は愛情豊かな人でした。
 そして、私はその愛情の深さに、母の死をもって気づくことができたんです。
 
 私は、今までたくさんの愛情を受けて育ってきた。
 そして、多くの人の愛情で今の自分があるということも知ることができました。
 今の私は、どうすれば人が変わっていけるか、目標達成できるかもわかっています。

 ですから、私は、すこしでも幸せになる人が増えたらいい、自分を変えたいという人の手助けをして、おなじように幸せな人生を歩んでいってほしい。
 今度は私の番だと思っています。
 私が関わる人に幸せになってもらいたいのです。
 
 そう思って私は、「3ステップで目標達成 自分で変われる力が身につくコーチング」をお伝えしたいと思っています。
  
 すこしでも皆さんが変化し、良い方向に変われるように、ぜひお手伝いをさせていただければと思います。
 よろしくお願いします。

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