「常識」という概念から車いすの前輪をはみ出してみる面白さ
こんにちは!車いす男子によるブログ「かんちゃんねる」スタート!
今回のテーマは「常識」という概念からはみ出す面白さです。
先日のとある昼下がり、私は「脳内スパーク」を起こした
脳内スパークとは、新しい発想に触れて火花が散るような衝撃が起こり、ひらめくことであると解釈しています。
なぜそうした衝撃が走ったのか
それは熊本で活躍する日髙匡さんとの出会いがあったからです。
(素敵な方です!チェックしてみてください!)
初対面でしたが、「スポーツ」という共通の話題から始まり、
4時間にわたり多くのお話をすることができました。
私は今回のお話で、大きく3つのことを考えた。
・俯瞰するということで、柔軟に物事を考えることができるということ
・弱みも思考を転換することで強みに変えることができること
・自分の価値にワクワクすること
です。
このようなお話をしました。
「ナカシマくん、このスマホは電話やアプリを使うものだよね。
他に何ができると思う?」(匡さん)
「何ですか??」(かんちゃん)
「定規になるんだよ」(スマホを定規にして線を引く匡さん)
「えぇっっーーー!?」(かんちゃんというよりマスオさんの反応)
「じゃあこの丸テーブルは何になると思う?」(匡さん)
「円を描くときの定規になりますね!!!!!」(身のまわりのものがすべて定規にしか見えなくなったかんちゃん)
全然浮かびません。だってスマホは連絡手段だし、
テーブルには食器を置く目的がある。
でも時にはスマホは美しい線を引くという”手段”になるし、
テーブルは本来”目的”かもしれないのに時に”手段”になる。
そう思いました。
次に、匡さんが経験されていることで、
おそらく車いすユーザーが成し遂げたことはないであろう
大きな挑戦をしてみたいという話を切り出してみた。
「行けるんじゃない!!車いすで〇〇〇に挑戦したら
かなり大きいインパクトを与えることができるよ。」(匡さん)
気になっていたからとりあえず尋ねてみようと、軽い気持ちで
話を切り出したら、とんでもなく大きい話に膨らんだ。
その挑戦は無謀ともいえる挑戦だ。
10年前、少し体を動かしただけで骨折していた私が成し遂げるのは
簡単なことではない。
とてもリスクのあることだ。
でも動いてみる価値はある。
だって挑戦したリターンは計り知れないから。
今回お話したことは、私にとって全てが新鮮で、大きな壁もたくさん
あります。
そうした”挑戦”のバリアすらぶち抜いていくことができれば、
挑戦のバリアフリー化につながると思いました。
「常識」という概念から車いすの前輪をはみ出してみる面白さ
それを感じた時間でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!
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