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煎りすぎ厳禁! 焙煎は時間との勝負だ!

初めてのことは誰でも不安。トラブルも起こるし、結末は予測できない。だからこそ挑戦って面白い! ちょっと難しい、でも楽しいことに果敢に取り組むメディア「 #てさぐり部 」のライター・FM中西が挑戦するコーヒー自家焙煎!
 
前回までは、誰でも手軽に本格的な焙煎を体験できる「くるくるカンカン」を使い、組み立て~空焼き~豆の焙煎まで終了。浅煎り・深煎りの二種類の焙煎にチャレンジしたが、深煎りの最後の工程を前に煙がモクモクで、何だか不安になってきた……。
 
はたして、焙煎はうまくいったのか?




焙煎には慣れたと油断していたら……

火が通りすぎてしまう!

浅煎りに続いて深煎りに挑戦。浅煎りの成功に気を良くして、くるくるとより長めに火にかけたのだが、焙煎を終える直前に予期せぬ量の煙が立ち込めた。
 
もしや焙煎し過ぎてしまったか!? やばいやばい! 急げー!豆が焦げる!!──あらゆる方向からうちわであおぎ、強い風で豆の殻を吹き飛ばしながら冷ましていく。

深煎りの豆を取り出すと大量の煙が!

結果を言うと、問題なく焙煎されており、プロから見れば煙も心配する量ではなかったそうだ。良かった……。
 
でも、ネットで調べて知った気になるより、こうやって体験しながら学べることに、久々の充足感を覚えた気がする。
 
そして皆でワチャワチャと冷ましていた時は焦ったが、学園祭の準備みたいで楽しかった(笑)。


焙煎したての豆を前に感動にひたる

初めての焙煎が終わり、いざコーヒー豆とご対面! 組み立てから空焼き、焙煎まで、道のりは長かったが、手塩にかけて育てたわが子と初めて会話しているような気分になり、しばし感動。
 
普段コーヒー豆とこのようにじっくり対峙することはない。あらためて豆の色を見てみると、浅煎りは薄茶色、深入りは焦げ茶色と違いは明らか。香りは、浅煎りが少し果実味が感じられ、深煎りは心地よい焦げ感が残る。
 
焙煎の違いで、こんなに色も香りも変わるのか!


左が浅煎り、右が深煎り。中央が生豆。こんなに色が変わる。


え、コーヒー豆って食べられるの?

ここで福島社長から「せっかくだから、コーヒー豆を食べてみてください」と提案が。コーヒー豆を、食べる!? コーヒー好きではあるものの、豆を食べるのは初めての体験。
 
ドキドキしながら早速かじってみると、浅煎りはカリカリという心地よい歯ごたえと共に、ほのかな苦みが広がる。酸味も相まって軽やかな口触り。続いて深煎り豆を食べてみると、浅煎りと比べて苦みは強いが、甘味とうま味も同時に感じられる!


カリッと軽やかな歯ごたえ。意外といける!

煎りたてのコーヒー豆は初めて食べたが、塩を振ればお酒のおつまみにもなりそう! 


焙煎の完了を祝して乾杯!

高尾山の大自然の中で過ごす時間もいよいよ大詰め……。山の日照時間は短く、まだ10月だというのに15時を過ぎたあたりから、薄暗くなってきた。
 
思えば一日中、コーヒー焙煎に向き合っていたことになる。
 
気づけば心地よい疲労感に包まれていた。
 
そして、なんとこの日は、高尾ベースキャンプのバーベキューも用意されていた! 集まった全員でテーブルを囲み、半分でバーベキュー、もう半分でコーヒー抽出の準備を進めていく。


コーヒーの宴の準備じゃ〜!


豪華なBBQ食材がテーブルに並ぶ


一段落ついたら、まずは焙煎の成功を祝してビールで乾杯! 喉をうるおし、バーベキューで空腹を満たそう!


コーヒーの前にビールで乾杯!


コーヒーといえばやっぱり食後でしょう


そして、いよいよ実際にコーヒーを淹れ、その味を楽しむ至福の時間が幕を開ける!
 
初めて自分で焙煎したコーヒーの味はいかに!? 

(次回に続く)

Supported by くるくるカンカン

クレジット

ライター:FM中西
編集:いからしひろき(きいてかく合同会社
カメラ:橋口健志(合同会社ピノグリ)
取材協力:Mt.TAKAO BASE CAMP
制作協力:富士珈機

ライター・FM中西
1990年生まれ、静岡県浜松市出身。中学・高校7年間を韓国ソウル市で過ごす。Web/広告/ゲーム会社を経て、2022年よりフリーライター・編集として活動開始。エンタメ系・ライフハック系の取材やレポが得意で、最近の目標は減量。読者にとって分かりやすく伝わりやすい記事をお届けします♪


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