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初めての焙煎! ちょっとした挑戦を手さぐりで楽しもう

難しそうだったけど、やってみたらめっちゃ楽しかった! ──最後にそんな経験をしたのは、いつ頃だっただろう。
 
何が起こるか分からない。時間がかかる。効率性とはほど遠い。でも、分からないからワクワクする! 旅も、料理も、勉強も、人生だって、きっとそう。
 
「知りたい・食べてみたい・やってみたい」──そんな知的好奇心だけを武器に、ちょっと難しいことに果敢に取り組み、手さぐりで挑戦した先にある楽しさを見つけようというメディア、それが「 #てさぐり部 」。
 
今回はライター・FM中西の手さぐりの挑戦をお届けしよう!

最近ワクワクが足りない? ライターFM中西




#てさぐり部 の象徴「くるくるカンカン」に挑戦

ちょっと難しいけどワクワクできるものって?

ちょっと難しいけど、ワクワクできる何かを体験しよう! ──とは言ったものの、効率重視で手間いらずの商品やサービスがあふれる現代、 #てさぐり部 のコンセプトを実現できるような体験はどこにあるだろうか……。
 
そんな中、ある会社を教えてもらった。それはプロ向けのコーヒー焙煎機を製造販売する富士珈機。最近「くるくるカンカン」という個人向けの自家焙煎器を開発したという。
 
サイトを見ると《初めての体験に目を輝かせた彼ら(トム・ソーヤたち)のように、何歳になってもワクワクする気持ちを忘れないでいたい》というメッセージを掲げており、 #てさぐり部 のコンセプトとも相性バッチリだ!
 
コーヒーは大好きだが、いつかやってみたいなと思いつつ実行できなかった自家焙煎。今回はこのくるくるカンカンを使用し、“初めてのコーヒー自家焙煎”に挑戦していこうと思う!

プロ向けのメーカーが作った自家焙煎器!

あらためて紹介しよう。くるくるカンカンを作ったのは、プロ向けのコーヒー焙煎機などを作る富士珈機。創業してから60年以上、「FUJI ROYAL(フジローヤル)」というブランド名で、コーヒー作りに必要な製品を世に送り出し続けている。
 
そんなプロ御用達のコーヒー機器メーカーが、一般ユーザー向けに作ったのがこのくるくるカンカン。文字通り、缶をくるくる回すだけで簡単においしいコーヒーが焙煎できるという。
 
公式サイトの写真を見ると、何とも無骨なそのフォルム。コードもスイッチも一切なし、つまり完全手動。いまどきこんなアナログな商品が一般消費者向けにあるだろうか。くるくる回すといっても微妙な火加減は必要だろう。果たしてそれを素人の自分にできるのか。一抹の不安が……。

しかし、尻込みしていても仕方ない。勇気を出して、実際にやってみよう。


高尾山の麓で初めての自家焙煎をする

せっかく初めての自家焙煎なのだから、エアコンのきいた室内では味気ない。本当はYouTubeのキャンプ動画みたいに、アウトドアで焙煎するのが理想だけど、いきなり山奥は気が引ける。というわけで、自然に程よく近い場所をセレクト!
 
今回、撮影に協力してもらったのは、高尾山麓のゲストハウス「Mt.TAKAO BASE CAMP(通称・高尾ベース)」。高尾山域を楽しむ人なら誰でも利用することができ、宿泊や飲食、シャワーやロッカー、登山、トレラン用具レンタルなど、山好きのスタッフが気軽な“山のライフスタイル”をサポートしてくれる。ここなら、山シロートの自分にもピッタリ!


高尾山口駅から徒歩3分の距離ながら、小鳥のさえずりと、遠くで鳴り響く列車の音がのどかさを醸し出すロケーション。木々の香りと澄んだ空気が鼻を通り抜け、目の前には緑豊かな自然が広がる。居るだけで体の器官が穏やかになっていくことが肌身で感じられ、焙煎の後の至福の一杯を想像するだけで胸が高鳴る。


焙煎機器メーカーの社長も飛び入り参加!

そして、今回は #てさぐり部 の理念に共鳴してくれた富士珈機の福島達男社長が、同東京支店の杉井悠紀さんを引き連れ飛び入り参加! さらに、福島社長ともつきあいの深いコーヒーライターの小坂章子さんも助っ人として参戦! 小坂さんは『九州喫茶案内』や『福岡喫茶散歩』などコーヒー関連の書籍を上梓しているコーヒーマニアだ。

この人がくるくるカンカンの生みの親である福島社長

なんだかおおごとになってきたが、インドア派でほとんど家から出ない不精者のFM中西は、 #てさぐり部 として準アウトドアでの初めての自家焙煎に成功し、違いの分かる大人になれるのか!?

(「家庭用自家焙煎器に挑戦。空焼きの儀式を執り行う!」に続く)

Supported by くるくるカンカン



クレジット

ライター:FM中西
編集:いからしひろき(きいてかく合同会社
カメラ:橋口健志(合同会社ピノグリ)
取材協力:Mt.TAKAO BASE CAMP
制作協力:富士珈機

ライター・FM中西
1990年生まれ、静岡県浜松市出身。中学・高校7年間を韓国ソウル市で過ごす。Web/広告/ゲーム会社を経て、2022年よりフリーライター・編集として活動開始。エンタメ系・ライフハック系の取材やレポが得意で、最近の目標は減量。読者にとって分かりやすく伝わりやすい記事をお届けします♪


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#てさぐり部 は「知りたい・食べてみたい・やってみたい」──そんな知的好奇心だけを武器に、ちょっと難しいことに果敢に取り組み、手さぐりで挑戦する楽しさを見つけようというメディアです。

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