メイドさんだった私がアイドルグループを作る為にクラウドファンディングをした話①
こんにちは、くるみです。
私は、2016年から秋葉原のメイドカフェで働き始め、メイド達が集まって作られたアイドルグループでアイドルをしていました。
2019年にメイドカフェを卒業し、現在はフリーで活動してきました。
そんな私が、2020年の3月から4月にコロナ禍の中『アイドルグループを作る為』と銘打って、CAMPFIREでクラウドファンディングを行いました。
結果は、目標金額30万円のところ、総支援額¥1,541,400円(達成率513%)を集めることができました。
現在は、このセルフプロデュースアイドルグループのお披露目に向けて頑張っています。
私はこれから、このグループのプロデューサー兼メンバーとして活動していきます。
今回は「アイドル」としてではなく、「プロデューサー」としての立場から、noteを書いていこうと思っています。
新しいことをしたい人や、何かの目標に向けて頑張っている同世代の人たち、クラウドファンディングを興味がある人に私の経験が少しでも力になれたら嬉しいです。
メイドカフェ卒業後〜アイドルグループ結成の決断
もちろん、最初からアイドルを作ろう!と思った訳ではなく、最初はどこかのグループに所属したいと考えておりました。
どんなグループなら、自分の良さが出せるのか?ファンの方々がステップアップしたと思ってくれるのか?
何度もできる仕事じゃないし…年齢的にも制限があるお仕事。
でも、絶対に妥協したくない…と毎日オーディションサイトを見ていましたが
私の理想のグループは中々見つかりませんでした。
そして去年の誕生日までに見つからなかったら、自分でグループを作る!と決意し、この道を選びました。
クラウドファンディングを選んだ理由
通常、アイドルグループを作る際には、グループのコンセプトを打ち出して、メンバー募集から始める場合が多いです。
しかし、フリーで活動している私には、広くオーディションを行うことなどの資金が十分ではなく、普通にオーディションを行っても、いい応募者がいないのではないかと思いました。
まずはじめに、アイドルを作る為になぜクラウドファンディングを選んだのか、この理由は資金面以外にも大きく2つありました。
①「セルフプロデュース」のイメージの確立
②プロデューサーとしての実績作り
この二つです。
①フリーでの活動は短い私が、どこかのアイドルグループや事務所にプロデューサーとして入ったとしても、プロデュースはコンセプトだけなのでは?といった、疑念をもたれるのではと思いました。
本気で自分の夢のために動くなら、1番大切なことは、クリーンである姿を見せることだと思いました。
そこで、事務所等の後ろ盾がないセルフプロデュースとしてグループを作ることにしました。
しかし、アイドルが乱立している今、セルフプロデュースというアイドルグループもたくさんいます。
そこで、アイドルグループを作り始める段階からクラウドファンディングを行うことで、「セルフプロデュースのアイドルグループ」というイメージを更に強くできると思いました。
②インフルエンサーなどセルフプロデュースが流行る時代です。
私はセルフプロデュースでアイドルを作ることを決意したのですが、
プロデューサーとしての自分の力を考えた時、何か実績を出し、自分の力で動いていることを証明しなければ、私の熱意は多くの人には伝わらないと考えました。
そこで、クラウドファンディングを「自分の力で達成した」という実績を作りたいと思いました。
とは言え、はじめての経験で右も左もわからない状態でしたが、クラウドファンディング経験のある友人の話を聞いたり、CAMPFIREの方から教えていただきながらスタートしました。
クラウドファンディング成功のために
「セルフプロデュースでアイドルグループを作るためのクラウドファンディング」
とだけ聞くと、支援者の方々は、実際にお金がどこに使われているのかわかりません。
それに、何がこのプロジェクトの【ゴール】であるのかは、もっとわかりません。
なのでまず最初に、【目標額】と【何を理由としたクラウドファンディングなのか】を明確にしました。
つまり、このセルフプロデュースアイドルグループを作る為に、どこに皆さんの支援が必要で、どこになにを使うのか。何を達成したときにゴールとするのか、ということです。
そして、私が定めた、このプロジェクトのゴールは
『一緒に活動するメンバーを募集するオーディションを開催する』というものでした。
オーディションをすること自体は、正直、Twitterや Instagramで募集するだけでもできないことではないですが、
せっかくやるなら、たくさんの同世代の女性に、私がアイドルを作りたい!という熱意を拡散し、同じ熱意を持つ女の子達とアイドルがしたい!と思いました。
そこで、私が必要としたのは、
「どこのアイドルにも負けない、私の意思を感じさせられる衣装」
「この気持ちが本物であることを証明し、このアイドルグループの看板となる ビジュアル写真」です。
私がどんなに言葉で女の子達に問いかけても、ビジュアルで目を引くことができなければ私の言葉は届かないと思ったことが、理由です。
この二つを無理なく達成できる額+リターンのお返しにかかる額を計算し、最初の目標金額を30万円と設定しました。
【目標金額 30万円で、まずは一体分の衣装(くるみの衣装)を制作し、若い女の子達の目を引くようなビジュアル写真を撮るための資金を集める】
を目標とし、クラウドファンディングを行うことにしました。