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#50 色のある世界。それと。

・色のある世界

東京から埼玉に帰ってきて、改めて気づいたことがある。
東京にはあまりにも色が少ない。

都会は色で言うと、灰色、白、黒で作られている。
昼間は、背の高いビルに囲まれて、狭い地下鉄やスペースで暮らしている。
ゴミを漁るカラス、ネズミ。
夜は、眩しいくらいのネオンで街を照らし、
狭い空間ながら派手な電飾と酒でまみれる。
自分の部屋の窓からは建物が見える。

田舎は色で言うと、緑色、赤色、黄色、ピンク色、オレンジ色、様々な色がある。
昼間は、カラスの声だけではない、ウグイスや鳩、スズメ様々な鳥の声が聞こえる。
周りには家以上の高さのものはなく、その上には空しかない
夜は、月明かりに照らされて、星が瞬いている。
自分の部屋の窓からは青い空と雲だけが見える。

どちらにもいいところがあって慣れてしまうと何も感じなくなってしまう。
結局何かあると思って行っても案外何もない、誰かと一緒に行ってこそ面白くなる。人とのつながりが見える景色を左右したりする。だからもっと旅をして自分がみる景色をもっと明るくしていきたい。

・それと・・・

・ふとこんな事を思いついた。
各県に小さな東京を作って一つの県に一社ずつ大きな会社を置いて
47つの柱を作って、47つの色を出せるような仕組みができれば今回のようなウイルスが来ても県によって偏りがおきないで人の出入りも少しは管理しやすくなるのかもと思った。
わざわざ東京に何時間もかけて通勤しなくてもいいし、田舎もん都会っ子のバランスも偏らないですみそう。その上で各県観光に力を入れたら、楽しくなりそう。
国内でオリンピックのようにスポーツの大会というか番組を開いたり、競い合うようなことも織り交ぜながら。

そして困ったときは、お互い様って感じで助け合える世の中になったら、ゆったりとそして緊張感もあるいい距離感がそれぞれの県でできそう、老若男女の距離も少しは近くなるのかなと・・・

でもこれは僕の頭の中の話、きっと同じことを考え挑戦した人がいると思う。
でも今もこの状態ということは、失敗に終わったのかもしれない。

でも今回のウイルスへの対応の速さをみて
国よりも各都道府県の動きが注目された気がする。

こうやって細かく分解していくとその土地に住む自分たちの行動一つで世の中は変わっていくのかもしれない、そう考えたら、自分の存在も案外周りに影響を与えていないようで与えたりするのかもしれない。

・誰かを責める前に自分はその責めようとした人より考え行動に移してきたのかを僕は考えるようにしていこうと思う。

自分が思っている以上に無意識で不意に出た自分の言葉ほど鋭利で、始まりは小さな針のようなことでも何百何千何万と一瞬にして増えて人の命を脅かしてしまう世界になってしまったのだから、そろそろ有名人であるないに関係なく、同じ人として文字として残る言葉の意味やニュアンスを考えたい。

互いの顔を見合って話すとそんな言葉は出ないはず。
ネットの空間は、心の中の言葉を相手にぶつけるものではなくて
自分を宣伝したり、アピールできる空間。
もっと自分を大切に、自分の言葉で相手も自分も傷つけていることに
気づけていないのが一番、悲しいのに。

そう少し思った。そんな木曜日。


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