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#65 目の前に見える

目の前の事も
目をそらせば過去の事

目を向けている事次第で人は
変わってしまう良くも悪くも

その一瞬一瞬が今であって
今はもう今ではなくて

死にたい、生きたい、泣きたい、笑いたい
会いたい、抱きしめたい、愛したいと思う。

その瞬間はあっという間に過ぎる。
楽しい瞬間も、苦しい瞬間も。
すぎた時間は同じ。

苦しいことに目を向けばその感情が
隣にある楽しいことに目を向ければその感情が

人は、難しいもので生存本能的に最悪の事態を考える為に
ネガティブに目が向くように、プログラムされている。

今は、原始時代のように危険がなくなったから、ほんの些細な
考えていてもどうにもならないマイナスな事象に目が向けられる。

そんなことに目を向けていても、現状は何も変わらないのに
足を止めてしまう。隣には新しい発見が、出会いがあるのに。

どうか、そのように目の前が見えなくなっている人に
隣の世界を無理にでも見せてあげられる人が増えますように
優しく抱きしめてあげられる人がいますように。
ともに泣いて、ともに笑ってくれる人がいますように。

精神的に1人になる瞬間、1人でいる瞬間は大人数でいても必ずあって
そんな瞬間ができないように自分が、誰かが声をかけて欲しい。

「どうしたの、何か飲む?」
「おはよう」
「じゃあ、またね」

とにかく、その人の扉をノックし続けて欲しい。
目の前に見える景色を変えたがらないなら、その目の前の視界に入って邪魔をしてもいい。とにかく、目の前の暗くて重くてドロっとしたものから目を背ける。
ように、違う景色が見えるようにするだけで少し変化を与えられる。

少しでも、目の前のマイナスな感情から
ルート変更してアイテムや仲間を見つけるために迂回してもいいから
楽しい、笑える、感動できる瞬間を目の前に置いて生きよう。

今という瞬間にある道は一つだけではない
無数のルートが存在する。
自分が選ばないルートをたまには選んで息抜きをして、回復して欲しい。

全部が全部必要なこと。
無駄はない、無駄だと思うことは、小さく圧縮して石ころにしてしまおう
その石も、いつか磨けば輝くものになるかもしれない。

1人で考えず、多くの人を頼って生きていこう。
頼られる人間に、助け合える人間と出会えるよう努力をしよう。
努力を密かに見ていたり、応援してくれる人は必ずいる。
努力をバカにする人は気にしないで走り続けよう。
バカにする人はそのスピードには追いついて来れない。

そのスピードに追いついてくる努力している人たちしか残らなくなるから
そこまでは、走り続けよう。

そうすれば、目の前の景色は、あの時とは、少し変わって見える。
結局最大の敵は自分自身。

マイナスな思考がきた時に、軽く笑って、その思考をポイっと捨てられる人間に。


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