【薄毛や抜け毛が気になる人必見】
抜け毛の原因はホルモンバランスの乱れやストレス、加齢など様々ありますが、原因の一つに栄養不足もあります。髪の毛にとって大切な栄養素【亜鉛】について、少し書いていきます。
亜鉛の働き
・表皮の分化
・抗酸化作用
・抗がん作用
・膜の防御
・免疫反応
・神経伝達
・生殖機能
・アミノ酸代謝の補酵素
・プロスタグランジン代謝
・味覚・嗅覚などがあります。
①の場合
食べる量が不足していたり、加工食品ばかり食べているというケースです。亜鉛はミネラルの一つですが、現代食は【新型栄養失調】という言葉があるくらいミネラルやビタミンが不足しています。食品中にそもそもほとんど入っていないのです。
原因は
食事を手作りしたとしても(加工の過程で消毒・洗浄時にすでに栄養が流出した)カット野菜を利用していたり
惣菜などの加工食品を頻繁に食べる場合だと、同じくすでに栄養素が加工段階で抜けていたり、ミネラルを吸着してから便として排泄してしまう作用のある添加物が多用されているからです。
お菓子やパン、ガム、タブレット、清涼飲料水にも。
また
化学肥料や農薬の使用によって、土壌中の有用菌やミネラル量が昔に比べて圧倒的に減っています。
このような背景がありそもそもミネラルがほとんど含まれていない状態の食事をしている場合は摂取量が不足してしまいます。
②の場合
しっかり栄養が摂取できていたとしても体内で代謝するときに過度に消費しているパターンです。
では
どんな時に消費されてしまうのか?
今回のテーマ、薄毛・抜け毛予防に役立つ栄養素[亜鉛]ですが飲酒&揚げ物を食べたときに発生する物質の解毒代謝に必要な栄養素なんです。
以上のことから
よっぽど食事の質や栄養素バランスを重視した食生活を送っていない限り
◉日常的にアルコールを飲む人
◉揚げ物を食べる人
は亜鉛が不足しやすい傾向にあります。
◉飲酒の解毒代謝(アルコール代謝)
①エタノール→②アセトアルデヒド→③酢酸
エタノールからアセトアルデヒドに変換する際に亜鉛やナイアシンが使われます。
◉揚げ物の解毒代謝
①ヒドロキシノネナール→②ジヒドロキシノネン
ヒドロキシノネナールからジヒドロキシノネンに変換する際に亜鉛やナイアシンが使われます。
※高温加熱調理をした際に発生する酸化二次生成物[ヒドロキシノネナール]は使用する油自体の質や製造方法によって、多少変わってきます。特にオメガ6系脂肪酸であるリノール酸の割合が多い油が注意が必要です。
安い価格で販売されている
・サラダ油
・グレープシードオイル
・ごま油
・大豆油
・コーン油
・紅花油
・ひまわり油
などは脂肪酸組成としてリノール酸が多い油です。
惣菜や加工食品に使用される【植物油脂】もほとんど上記の油に
該当します。
(もしくはパーム油が使用されています。)
パーム油についてはこちらをご覧ください。
油は低温で圧搾されたコールドプレス製法の油を選んでください。低温圧搾にて抽出された油の場合は大体ボトルやパッケージに記載されています。
このような酸化した油を使用して200度程度で5分加熱すると【ヒドロキシノネナール】という毒性の強い物質が発生。
つまり揚げ物調理などで生成されるということ。
ヒドロキシノネナールの強い毒性についてはここでは省略しますが、この物質を無毒化するために亜鉛が使われ、消費されてしまうということです。
薄毛や抜け毛の原因は多数ありますが、毛髪に関する老化を遅らせたい人で、このような食事に心当たりがある場合は、食生活を見直してみてください(^^)
最後まで読んで頂きありがとうございました😊
※必ずこちらをご覧ください🙇♀️