#118 朝日記 「知性という色眼鏡を通すと面白がれる」「コテンラジオ深井さんが弟子に求める脳アスリート」「ロジカルシンキングの重要性を再考する」 (2021/06/29)

7:39起床。1:47/6:25。

平均的な睡眠。ゲームを買ってしまい、夜更かしが加速する。タイトルは「戦国無双5」。あまり買ってこなかったシリーズだが、ビジュアルが筆で描かれた感じで刷新されてかっこ良かったのと、ゲームをやりながら歴史に触れられる感がそそられて買ってしまった。早く帰ってやりたい。

歴史ものの良さがだんだんわかるようになってきた。録画したブラタモリは、江戸城編で皇居の周りを何周かして、タモリさんらが盛り上がっていた。東京で散歩したくなる回だった。普段何気なく歩いていた通りにも歴史がある。そう思うと、グッと意味を持ち、味わい深くなる。

教養や知性という単語も同じ感じで、歳を重ねるうちに好きになってきた。あるものに対して、教養・知性を持って接すると、急に奥深いものが見えてくる。ヘルシーなエンタメのように感じている。

解釈というか、色眼鏡というか、教養・知性が備わっているだけで、ずいぶんと世界は楽しく感じられるのではないかと考えるようになった。面白がれる力とも捉えられよう。

世界は面白すぎるのに、一人一人の知能がその面白さに追いついていないだけかもしれないと思うことがある。知能による面白さは、ドラッグのように一朝一夕で獲得できるようなものではない。

今朝、コテンラジオという歴史ラジオを運営している社長の弟子募集のpodcastをきいた。そこで、弟子に求める資質として、脳のアスリートを求めていると語っていた。脳の筋肉が備わっている人を採用したいということだった。

脳の筋肉とは何か。考える力ではあるが、ただの暗記ではなく、どちらかというと、数学の問題を解いているような脳の筋力という。社会人には、数学で使うような脳の筋肉が足りていないのではという指摘もあり、妙に納得してしまった。勤務時間の間に、思い切り頭を使って考える時間というのは、どのくらいあるだろうか。

コテンラジオの社長、深澤さんによると、この脳の筋肉は、紙とペンで起動すると仮説を立てている。紙の質や、ペンの太さや濃さを試行錯誤して、一番脳が働く組み合わせを検証した強者でもある。そして、紙とペンとの相性は個人差はあるものの、おおよその人類が紙とペンで脳が起動するという仮説を持っている。

仕事をしているときに、紙とペンで考えている時間はどのくらいあるだろう。PCでやった方が早いと、紙とペンをないがしろにしていないだろうか。

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