CBD と大麻産業の最前線を探りに、全米最大の品評会【Emerald Cup(エメラルドカップ)2019@サンタローザ】に行って来たよ。
昨年初めてお邪魔したエメラルドカップに衝撃を受け、今年はCBDに特化して探ってみようと思い、遊びに行きました。
エメラルドカップとは、アメリカの優れた大麻農家が集まるエメラルドトライアングル地帯で、アウトドアで有機栽培した大麻の品評会との事。
全米で一番大きく伝統のある品評会だとか。https://theemeraldcup.com/
会場では分野ごとのパビリオンがあり、大麻に関わる最前線の様々なプロダクトやサービスが展示販売されおり、一つ一つの規模が大きいので一日で見て回るのは大変。
商材以外にも、大麻にまつわる専門家がトークをされている建物や、大麻にまつわるアートやパフォーマンスの展示、音楽ライヴ、ジャンクフードやオーガニックフードのブース等、大麻を中心に広がるフェスの様な側面もありました。
しかし私は生粋の日本人故、法律上、THCが含まれる製品を所持できませんので、THC含有量0パーセントのCBDプロダクトに標準を定め歩き回る事に致しました。一人で寂しかったです。
そんな訳で会場で一生懸命CBDのプロダクトを探して回っていたのですが、実はあまり見付ける事が出来ませんでした。
と言うのも、殆どのCBDプロダクトにTHCが入っているのです。
会場でCBD プロダクトを陳列しているブースを見付けては
「CBDだけの物が欲しい。」
と言って探して回っていたのですが、スタッフの方にこの様に言われました。
「そもそもTHCも含まれている植物由来のものだから成分をCBDだけにする事は不自然だし、もともと一緒にある成分だから一緒に摂った方が効能が高いよ。」
、、、、。おっしゃる通りだと思います。
ただ私には日本の法律を守らなければならない義務があります故、この様な説明を繰り返しながら探り続けました。
「私は日本人で、出来ればCBDプロダクトを日本に持って帰りたい。でも日本でTHC成分は本当にイリーガルだから、肌に塗るクリームだとしてもマッサージオイルだとしても微量でもTHCが含まれていると逮捕されるんだよね。だからTHC0%のCBD プロダクトはありませんか?」
そう説明すると、
時には可愛そうにねという表情で、時には鼻で笑われて、時には神妙な空気感で、無いと言われるのです。。
会場を隅々まで何度も探したのですが、見つけ出すのは一苦労でした。
まあでも、そりゃそうですよね。
合法化されて巨大産業になっている最中で、
わざわざ不自然な手間とコストを掛けて、わざわざ効能を下げるような事する必要は無いですもんね。
それでも今アメリカでは空前のCBDブームだし、体質や年齢や体調によってTHCに敏感な方もいるでしょうし、諦めずに探しておりましたら
いくつかはTHC含有量0%のCBDプロダクトは見付け出せましたよ。
ただ一番の目当てのTHC含有量0%のCBDドロップが見当たらなかったので、会場で見付ける事は諦めて、好きなデザインの大麻ブランドのトレーナーを購入し、ステッカーやパンフレットを集め、お土産を買い、ライブを観て踊ってご飯を食べてホテルに戻りました。
含有量の高いCBDドロップはどうしても欲しかったので、
次の日にエメラルドカップ開催地の街でレビューの高いお店に探しに行きました。
そうしましたらありました。THC0パーセントのドロップがありました。
と言うか、そもそもTHC含有量0%のCBDに特化したブランドがありました。
良かったけれども更に言うならば、その後立ち寄ったLAの空港にも沢山あったし、そこら中に沢山あるじゃないですか。。
そもそも、エメラルドカップでTHC含有量0%のCBDを探す事が場違いなだけなのですね。
アメリカに住んでる方にはもはやTHC0パーセントのCBD商品は当たり前の光景だと思いますから、もしアメリカ在住でこのNOTEを読んで下さった方がいらしたら、私が勇んでエメラルドカップでCBDを探す様は滑稽でしたでしょうねえ。あー恥ずかしい。
ただね!エメラルドカップには、CBD プロダクトを創っている企業の最新の商品や一押しの商品が集まるし、集まる企業の量がハンパ無くて超盛り上がっているから、やっぱりエメラルドカップを狙ってCBDを探って良かったと思ってます。
今回残念だった事は、英語の聞き取り能力。
沢山のスピーカーが登壇してディスカッションとかスピーチとかしていたので英語が聞き取れれば、CBDの学問的な理論的な、活きた最前線のお勉強が出来たのになー。
英語が出来ないばかりに行動しても成果が出難い悔しさよ。
CBDの未来には沢山の希望があると思います。
私の個人的な一番の希望は、
ペットの死の間際の苦痛の緩和。家族の死の間際の苦痛の緩和。
ペットは、言葉を喋れないけどめっちゃ辛そうじゃないです?
でもペットの死の間際の苦痛を和らげる方法ってほとんど無くないです?
ただ見てるのも辛いし、人間の環境に居続けて運動不足で人間が作ったフードを食べ続けて引き起こった病気の場合、人間が苦痛を取り除く工夫をしてあげるのは不自然じゃないって思うのです。
それを自然由来の成分を使って手伝ってあげられるならペットの身体への負担はきっと投薬よりも少ないし、私達人間だって最善を尽くす事が出来れば罪悪感から救われるもの。
家族の死の間際だって、私は母を亡くしているのですが、苦痛を和らげる為にモルヒネを沢山使って母の人格がヘロヘロに壊れていって家族の事さえ認識出来なくなって、本当に辛かったのです。
気丈で超カッコイイ母がモルヒネでぶっ壊れていくんですよ。
本人も辛かったと思います。(本人が一番辛かったのは当たり前ですね。)
もしCBDの効果で痛みや強張りの緩和が出来るなら、CBDを利用する事でモルヒネの量を減らせるなら、あんなに脳がぶっ壊れないと思うもの。
次に死に直面する祖母や父には、母よりもずっとずっと楽に幸せに死んで欲しいもの。
今から知っていれば間に合うかもしれない。
CBDの効能は、人間と人間と暮らす動物達の幸せに貢献してくれるって思います。
ペットや家族の死の間際の苦痛の緩和って、私にとっては相当大きな希望なのですよね。
もちろん私の月経痛の緩和にも希望大だし、日々のストレスからの心身の強張りの緩和にも、不眠症にも拒食症にもテンカンにも不感症にも、色々と効能が期待されている植物成分ですから、ホリスティック界のエースですよ。探らない訳がない。
だから探る、て感じです。
エメラルドカップ、本当に面白かった。
🙏✨