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眺める人を幸せな気持ちにする庭を目指したい

2024年1月9日
ニュージーランドは真夏を迎え、庭では色とりどりの花が楽し気に咲いています。

夏と言えばムクゲ。
次々と花を咲かせています

ただ、私の気持ちは真っ青な空のようには晴れません。日本の実家でまたトラブルがあって、3月に再び日本に帰省することにしたのです。でも今はとにかく、そんな重い気持ちはとりあえず置いておき、庭で色を愛で、香りを吸い込み、触って楽しんで、鳥の声や蜂の羽音に耳を傾け、おいしい収穫を食べて、幸せな気持ちにひたろうと思います(永遠に追い付かない草抜きをしながら)。

日陰コーナーでは、シキンカラマツが丸いつぼみから次々と可憐なピンクの花を咲かせています
オニユリも咲き始めました。
実はひそかに「ゆり根長者」を目指して
気長に増やそうと企んでいたりします
こちらの日陰コーナーでは
思いっきり剪定したはずのアジサイがぐんぐん成長。
手前に白いアガパンサスが勝手に生えてきたので
せっかくなので花を楽しんだあと
掘り起こそうと思います。
オークランドではアガパンサスは増えすぎるので
今では有害植物に指定されています
1年草コーナーでは
アプリコット色のコスモスと
こぼれ種からのオルラヤがいいコンビ
今年はブルーベリーの網かけを念入りにしたので
ブラックバード(クロウタドリ)が入れません!
このときもあきらめられなくて、かなり粘っていました
庭からの花を適当にあしらって楽しんでいます
トイレのニッチコーナーには
かわいいコスモスとふわふわのバニーズテールズ(ウサギのシッポ)

新年の目標としては、夜にソファでうたたねをしないようにする、とか、糖尿病予備軍なので甘いものをなるべく食べないようにする、とか、運動は嫌いだけれどなんとか体を動かすようにするとか、やるべきことをてきぱきやってからのんびりするようにする、とか、一つひとつの仕事を丁寧に、全力を尽くして取り組む、とか、ニュージーランドの家族との時間を大切に過ごす、とか、毎年同じような感じで心掛けることがあります。しかし、最大の努力を注ぎたいのは、訪れる人、眺める人が幸せになれる庭を作っていくこと。

クリムトの「Bauerngarten」が憧れです
(https://www.gustav-klimt.com/Bauerngarten.jsp)

楽しいことを一つひとつ思い切り楽しんで、つらいこと、悲しいこととうまく折り合って、上手に過ごしていければいいなあと思います。


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