米澤穂信『氷菓』の読書感想文
米澤穂信さんの本が続きますが、こちらも2020年のカドフェスの時にお迎えしてからずっと積んでいた一冊です。
古典部シリーズ一作目で、デビュー作とのこと。
読み終わっての感想はひと言で言えば「早く読めばよかった!」でした。
奉太郎が謎を解いていくさまが凄すぎて、もう見事としか言いようがない。
タイトルの『氷菓』が「I scream」だと気づいた時頭の中でゴダイゴの「血塗られた街」の「screamin’ for help us they die…♪」の部分が鳴り始めました。
(英単語を見聞きすると、ついついその単語を含むゴダイゴの曲を頭の中で自動再生しちゃうんですよね〜、昔から。)
でも、奉太郎の推理のおかげで、千反田の伯父の思いが今の古典部の部員たちにも共有されて良かったと思います。
謎めいている奉太郎の姉や古典部の面々のこれからの日々も追いかけていきたくなるシリーズです。
宅本便に託す本たちを送り出すまで、残すところ1日半となりましたが、タイムリミットまで、あと何冊読めるでしょうか?
もっと前からここ数日の熱量で読んでいたら、積読本も減らせて、よりたくさんの本たちを送り出すことができただろうけど、このままペースを崩さず読書に励んでいこうと思います。
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