【詩】本当は 1
本当は小さな虫なんて
本当はいらないのです
と
ふくよかなお腹を見せて
女郎蜘蛛は言うのです
身体中にしなやかな
筋肉をまとって
太陽と地平線の間を
生きるために疾走するのは 誰
なりたかったのです
と
長い手足をお祈りの形にして
女郎蜘蛛は言うのです
本当は
本当は女神になりたかった
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本当は小さな虫なんて
本当はいらないのです
と
ふくよかなお腹を見せて
女郎蜘蛛は言うのです
身体中にしなやかな
筋肉をまとって
太陽と地平線の間を
生きるために疾走するのは 誰
なりたかったのです
と
長い手足をお祈りの形にして
女郎蜘蛛は言うのです
本当は
本当は女神になりたかった
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