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短歌 映画『銀河鉄道の父』

  子の遺す文字を集める父愛(かな)し
        背に降る月日続きの月日

 
 詩や短歌の投稿に 宮沢賢治の詩の言葉を見つけることが続いて、昨年観た映画を思い出しています。『銀河鉄道の父』です。 賢治亡きあと、遺された作品を父は集めて本を出し続けます。この父の愛あればこそ、私達に賢治の言葉は届いていることを、しみじみ思います。
 愛は いとしいと読み かなしいと読み
 賢治の父の愛と悲は分かち難く痛切に胸に迫りました。思い出す度 込み上げるものがあります。       

  映画 ありがとう
  掬い上げてくれた何かを 
  ずっと温め
  そうすることで 温められている

写真は センダンの実 センダンは、いま花盛り。大木の下に黄土色の実がたくさん落ちていました。

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