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3行日記 #185(センダン、キャバリア、視線)

五月十八日(土)、晴れ

午前、出町から高野へ川沿いを歩く。駅を出てすぐの河合橋とその次の御蔭橋の間に、センダンの樹が二本立っている。ひとつはちょうど真ん中くらい、もうひとつは御蔭橋のたもとにある。冬になると葉を落とした枝に茶色の実をつけるのだが、きょう下を通ると、白にほんのり紫がのった花が咲いていた。

午後、高野から出町までの川沿いで、たまにすれ違うキャバリアが向こうからやってきた。二匹の小型犬とすれ違う。小型犬が盛んに吠えだすと、キャバリアは堤防の斜面を登ってやり過ごしていた。

夜、昨日の豚汁の残り、うどん。妻の実家に向かう途中、いつもの燕を見ると、不動産屋の自動ドアのセンサーに一羽しかいなかった。チャックの散歩、南へ、うんこのとき視線があった。公園をかすめて北に戻って帰宅。帰りにもう一度燕を見ると、仲良く二羽そろって並んでいた。

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