見出し画像

『15歳のコーヒー屋さん 発達障害のぼくができることから ぼくにしかできないことへ』岩野響(2017・KADOKAWA)

※ 今回は読書感想文ではありません。

ICD-10におけるアスペルガー症候群(アスペルガーしょうこうぐん、Asperger Syndrome)、DSM-IVにおけるアスペルガー障害(Asperger disorder)とは、コミュニケーションや興味について特異性が認められるものの言語発達は良好な、先天的なヒトの発達における障害[1][2][3]。2013年のDSM-5、およびのちのICD-11では、本診名はなく自閉症スペクトラム障害の中に位置づけられる。 日本ではアスペと略されることもある[4](ただし、侮蔑的な意味合いを含む場合がある)。

特定の分野への強いこだわりを示し、運動機能の軽度な障害が見られることもある。自閉症スペクトラム障害のうち知的障害および言語障害をともなわないグループを言う[5][3]。DSM-IVへのアスペルガー障害の診断の追加は過剰な診断の流行をもたらした[6]

発生原因は不明[1]。特異性や特徴に該当する部分が多いことに気づいて不安感を持った本人が、医療機関に相談したときに診断されたことを本人自身が受け入れた事例のみである。効果が示されたと広く支持される治療法はない。放っておくとうつ病強迫性障害といった二次障害になることがあるとの指摘もある[7]

Wikipedia

パーソナリティ障害(パーソナリティしょうがい、英語: personality disorder, PD)とは、文化的な平均から著しく偏った行動の様式をとり[1][2]、特徴的な生活の様式や他者との関わり方[1]、または内面的な様式を持ち[2]、そのことが個人的あるいは社会的にかなりの崩壊[3]や著しい苦痛や機能の障害[2][4]幼少期から思春期経験が発症原因となっているケースが多く[4]青年期や成人早期には症状が始まっている特徴がある[1][2]。症状が著しい苦痛や機能障害をもたらしていないものは、正常なパーソナリティである[5]

発達障害は「生まれつき」、パーソナリティ障害は原因が「生まれつき」だけに限定されず、生育環境や文化的な要因などなど原因にバリエーションがあるってコトなのかな?と思った(違ってたらゴメンなさいね)。
そんなことを復習しつつ読み進めてゆけば、「たしかにな」と頷ける部分が多くあった。発達障害とパーソナリティ障害。より大変で生きづらいのは間違いなく発達障害だろう。自分と響くんの状況を比べてみても、圧倒的に響くんのほうが大変そうだもの。動かしがたいモノが多すぎるというか。

私は統合失調型。そして私の場合はおそらく「生まれつき」だ。
悩んでないし苦しんでないから「障害」のつかない「統合型失調型パーソナリティ」ってことになるのだろう。幻覚まで見ちゃうのに普通に生きてられるってのはどーゆうことか、とは思うけども。

今回、響くんの書いたご著書を読んでみるにーーー
アスペルガー症候群て統合失調型の反対側に生きる人たちなのでは??という印象を受けた(※全然違うかもしれません。素人の感想ですので信じないでください)。
集団生活が苦手で人の言うことを聞けないところだとかはよく似てる。ただし、不器用度は圧倒的にアスペが上。統合失調型の範疇に収まっていられるうちは(病を発症していなければ)、少なしガマンして表面的に合わせることができるからだ。
ご苦労、心からお察し。きっと物ッッ凄く大変であるに違いない。

響は、ひとつのことに夢中になったら果てしなく探求していくところがありました。洗剤のボトルやカレーのスパイス・・・・どれをとっても、その世界を知るために深く掘り下げることができます。

お父様の談

一番印象的だったのはこれ。私と真反対だな~!と思ったのである。
アスペの人は狭く深く、興味の対象にどこまでも潜ってゆくことができる。凄いな!!と思う。
対して、私にはこれができない。すぐ飽き、気が散る。読書の傾向もそうで、浅く広く、無節操にあっちこっちに目移りを繰り返す傾向あり。
ただね、一応目標もあるんですよ?

10代の頃からの野望は今も変わってません(おそらく夢をみたまま時間切れを迎えて死ぬでしょう)。

それともうひとつ気になったこと。
響くんの言によれば『短期記憶があまりよくないので』だそうなのだが、これはどうなんだろう? 本当か? 
興味のないことを覚えられないだけじゃないのか、とも。

響くんの焙煎したコーヒー飲んでみたいな。応援!!


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?