国語って論理的?叙情的?
北九州市で学習塾とラーニングスペース(自習室)を運営している岡田です。
学習塾に問合せをしてくるお母さんから、よくある問合せのひとつが「○○だけ教えてもらえますか?」という内容です。
当然、個別指導なのでひと教科からでも受講できます。
最近、多いケースで作文だけできないのでその部分だけ教えてもらえますか?という問合せがあるのですが、読解はできるのに文章が全く書けないはずはないです。
文章を理解して解く、現代文の問題の場合、文章構成を理解したり、文章の中のテーマや要点を理解する力があればある程度の文章は書けます。
英語で考えてみてください。
英文を完璧に和訳できるのに、英訳できないって事はないでしょ?
綴りを間違えたり、単語が出てこなかったり、という事があったとしても、なんとなくの文章は書けるはずです。
国語の読解問題は解けるけど、文章作成問題(理由や説明を30~50文字程度で書かせる問題)ができない生徒の多くが、なんとなく国語を解いている生徒です。
文章を書いている人ならわかると思いますが、文章を書くにはどうやったら読み手に伝わるか構成を考えたり、誤解が生まれないような言い回しを考えたりします。
なんとなく感性で書かれていると思われがちな小説のような文章でも、読み手を引き込むためのロジックがあります。
そのロジックを理解したうえで国語の問題を解いているのかどうかで問題の解くスピードや正解率が大幅に変わってきます。
そして、そのロジックを理解していれば文章問題でも読書感想文でも、入試の小論文でも自分の思った事を伝える文章がすらすら書けます。
そこに気づかず読書量の問題にする大人は良くありません。
(理系の)私の教える国語はロジカルで誰でも応用可能で読書量に比例しません。
だからこそ、明確にこれだと思える答えが出せるのです。
国語って論理的でしょ?
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