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謙虚に徹す

武田薬品のCEOクリストフ・ウェバー氏の若いころのいい話。

エリアマネジャーとなり、フランス西部で新製品の販売を担当しました。年功序列が多い日本企業では想像しづらいかもしれませんが、150人ほどの部下を持ちました。その多くが私よりも年上で、着任すると「若造から何が学べるんだ」「私たちのほうが経験が多いではないか」という反応でした。彼らもきっと不安だったのでしょう。まずは部下をどう説得するかを考えました。
私は謙虚な姿勢に徹しました。部下に「学ばせてほしい」という気持ちで接すると同時に、私が彼らに提供できる価値は何かを考えました。販売の経験は少ないですが、マーケティングの知識は豊富です。それを生かして、「年下かもしれないがこの上司と働くと自分にも利益がある」と思わせるのが重要でした。

「謙虚さ」というのは、とても大切。特に、誰かに教えを乞う時ときには。

私にそれができているのか、分かりませんが、そう心がけています…

そして私が大切にしているもう一つの資質は「素直さ」です。人からの忠告や提案は素直に一旦受け入れるようにしています。そうすることで、その上で自分としてどうするのかを考える余裕に繋がると思っています。

まあ、これもできているか分かりませんが…

どんなときも謙虚で素直であるべきとは思っていません。がっつりと前に出なくてはいけないときやがつんと言わなくてはいけないときなど、色々な場面があると思っています。そうしたときに、しっかり動ける、言える人であることもまた大切だと思っています。

さて、色々と書きましたが、私は今とてもやりがいのある職場に居させてもらっていて、可能な限りチーム全体への貢献ができるようにふるまっているつもりですが、私自身の謙虚さや素直さについて今一度点検して、気を引き締めて、仕事をしていきたいと思っています。

#日経COMEMO #NIKKEI #謙虚さ #素直さ #学ばせてもらう #自分を見つめる  

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